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52メートルを独走した衝撃の“ゴラッソ”…レアルMFバルベルデ「赤いシャツの選手が…」

52メートル独走の“ゴラッソ”を決めたバルベルデ [写真]=Icon Sport via Getty Images

 レアル・マドリードに所属しているウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが、11日に行われたラ・リーガ第5節のマジョルカ戦を振り返った。クラブ公式サイトが11日に同選手のコメントを伝えている。

 試合は35分、マジョルカのコソボ代表FWムリキに先制ゴールを許した。1点を追う展開の中、バルベルデが躍動。前半アディショナルタイム、自陣中央でボールを持ったバルベルデは1人でボールを持ち運ぶ。DFを寄せ付けずにそのままスルスルと持ち運び、敵陣ペナルティエリア手前から左足を振り抜いた。強烈なミドルシュートで同点ゴールを記録している。


 後半に入るとマジョルカもいくつかチャンスを作ったが、レアル・マドリードはこれ以上のゴールを与えず。72分にブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが逆転ゴールを記録すると、その後は同FWロドリゴが追加点を挙げた。後半アディショナルタイムにはドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが加入後初ゴールを決め、終わってみれば4-1と大勝を遂げている。

 試合後、バルベルデは52メートルほどの距離を独走した自身の“ゴラッソ”に言及。「ドリブルして、赤いシャツの選手たちが目に入ったが、ドリブルし続けるために彼らを寄せ付けてはならなかった。味方がペナルティエリア手前の中央付近にスペースを作っていて、このチャンスを逃してはならないと思ったんだ。そこを利用して左足でシュートが打てた」と話した。

 自身の得点を「チームの力で決まったゴール」と称したバルベルデは、これで今シーズン2ゴール目。今季は特に得点シーンに絡む機会が増えており、アシストも2つ記録している。「昨季は右足でのプレーが多くて、シュートが枠を外れたりポストに嫌われることも少なくなかった」と話した後、ゴール関与数が上がっている理由を分析した。

「今季は自分の中にあるクオリティを常に発揮したいと思っている。今日のゴールのように、ボールを持って走り続けることだってその中の1つだ。上手く力を出せれば、素晴らしいゴールを決められる。特にチームの皆があれだけ戦っていたのだから、今日のようなゴールは嬉しいものだよ」

 マジョルカ戦の勝利で、レアル・マドリードは今季のラ・リーガ開幕から無傷の5連勝を遂げただけでなく、チャンピオンズリーグ(CL)とUEFAスーパーカップも含めて全勝と、圧倒的な力を見せつけている。バルベルデは「謙虚さ、役割の全う、忠誠」が好調の要因だと語り、「この時間が終わらず、勝利し続けられるように、頑張らなければいけない」と話した。

 レアル・マドリードはミッドウィークのCL・グループF第2節ライプツィヒ戦を挟み、18日には敵地でアトレティコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”に臨む。今季の“白い巨人”はどこまで連勝を続けるのか、今後の戦いにも注目だ。

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