“バルセロナ・ダービー”へ意気込みを語ったA・ビダル [写真]=Getty Images
エスパニョールのスペイン代表DFアレイクス・ビダルが、20日に行われるラ・リーガ第14節バルセロナとの“バルセロナ・ダービー”を前に胸中を明かした。18日、スペイン紙『アス』が伝えている。
ラ・リーガ第13節終了時点で4勝5分4敗の11位につけているエスパニョールは、リーグ戦7ゴールを挙げているFWラウール・デ・トマスが11月にスペイン代表初招集。“ラ・ロハ(スペイン代表の愛称)”デビューを飾った同選手がけん引するエスパニョールは、20日に行われるラ・リーガ第14節でバルセロナとの“バルセロナ・ダービー”を迎える。
2015年から3シーズンに渡ってバルセロナに在籍したA・ビダル。奇しくも、“バルセロナ・ダービー”が同クラブでのデビュー戦となったA・ビダルは「バルサに残っている選手と一緒にプレーしたこともあるけど、結局、彼らと対戦することは特別」とコメント。続けて「バルサでプレーしていた時に感じたことと同じ。この数週間は特別なもので、今の僕の頭の中にあるのは、エスパニョールで何かポジティブなことができるように、うまくやることだけ」と勝ち点3獲得に向けて意気込みを示した。
また、“ペリコ(エスパニョールの愛称)”を率いるビセンテ・モレノ監督について、A・ビダルは「ビセンテは、これまでにいた中で最高の監督の一人」と絶賛。続けて「彼は試合をよく読んでいるし、コーチングスタッフの分析をもとに、相手の弱点を利用できると確信している。非常に難しい試合になると思うけど、ファンに誇りを持ってもらいたい」と胸中を明かした。
その一方で、バルセロナへ約5年半ぶりに復帰を果たしたブラジル代表DFダニエウ・アウヴェス。同クラブ在籍時にD・アウヴェスの後塵を拝していたことについて、A・ビダルは「制裁(2015年夏にバルセロナは補強禁止処分を受け、同年夏に加入したA・ビダルは2016年1月まで選手登録が不可能だった)を受けて、プレーできなかったことで、チームメイトが僕のポジションに適応しなければならなかった。その結果、すべてが僕に不利になったんだ」と吐露。続けて「正直なところ、彼のことはあまり好きではない。もし、彼との契約を決めたのであれば、それは自分たちの助けになると考えたからだろう」と心境を明かした。
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By サッカーキング編集部
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