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リーガ優勝争いの大一番! バルセロナ対アトレティコ・マドリードについて知っておきたい8つのこと

2021.05.07

バルセロナとアトレティコが対戦する [写真]=Getty Images

 8日に行われるリーガ・エスパニョーラ(ラ・リーガ)第35節では、バルセロナが本拠地『カンプ・ノウ』にアトレティコ・マドリードを迎える。

 第34節を終えて首位に立つアトレティコ・マドリードと、2ポイント差の3位につけるバルセロナとの上位対決だ。優勝を占う大一番について、知っておきたい8つのポイントを紹介する。

[写真]=Getty Images

■四つ巴の優勝争い

 今季のラ・リーガは4節を残して、熾烈な優勝争いが繰り広げられている。首位アトレティコから4位セビージャまでの勝ち点差はわずかに「6」。どのチームにも優勝の可能性が残っており、四つ巴の争いとなっている。そして今節は首位アトレティコが勝ち点2差の3位バルサと、バルサと同勝ち点の2位レアル・マドリードが4位セビージャと激突。シーズンを占う大一番が立て続けに行われる。今節の結果で王者が決まるわけではないが、ラ・リーガでは最終勝ち点が並んだ場合、直接対決の結果で順位が決まるため、ライバルには絶対に負けられない。熱く激しいバトルが繰り広げられること請け合いだ。

■対照的なチーム状況

 年明け以降、首位の座をキープするアトレティコだが、直近のリーグ戦15試合は7勝5分3敗と、19ポイントを落としている。一方、バルサの直近15試合の成績は12勝1分2敗。リーグ最多の37ポイントを獲得し、逆転優勝を現実的なものとしている。同期間中にはチャンピオンズリーグ敗退を味わった両チームだが、バルサはコパ・デル・レイで優勝。ロナルド・クーマン体制での初タイトルを獲得した。2冠達成へ向けて首位奪還となるのか、それともアトレティコがライバルをタイトルレースから蹴落とすのか。注目の90分だ。

■アトレティコの鬼門カンプ・ノウ

 ライバルたちの追い上げを受ける中、アトレティコは最大の山場を迎える。ディエゴ・シメオネ監督就任以降、敵地『カンプ・ノウ』で行われた公式戦は13戦して6分7敗。一度も勝ったことがないスタジアムでの試合となる。ただし、2013-14シーズンの最終節には『カンプ・ノウ』で引き分け、同シーズンのリーグ優勝を成し遂げた。そのとき以来の優勝を目指すアトレティコにとって、今回も重要な意味を持つゲームとなる。なお昨年11月に行われた前回対戦は、アトレティコがホームで勝利(1-0)。シメオネ監督にとっては、ラ・リーガのバルサ戦で挙げた初めての白星だった(18戦で1勝6分11敗)。次は『カンプ・ノウ』での“初勝利”となるだろうか。

■最注目の親友対決

レオ・メッシ、ルイス・スアレス

メッシ(左)とスアレス(右)

 1年前には、想像すらできなかっただろう。リオネル・メッシとルイス・スアレスの親友対決のことだ。“マテ茶仲間”であり、家族ぐるみで仲の良かった2人だが、スアレスは昨年夏に退団を余儀なくされ、アトレティコへ。そのショックは大きかったはずだが、新天地ではチーム最多の19ゴールを奪うなど、新エースの役目をしっかりと果たしている。一方、名相棒を失ったメッシも、ペースを落とすことなくゴールを量産。ここまで単独トップの28ゴールを記録し、5年連続の得点王を視界に捉えている。新型コロナウイルスの陽性反応が出たため、前回対戦を欠場したスアレスにとっては、これが初の古巣戦。元チームメイト、そしてメッシとの親友対決はどのような結末を迎えるだろうか。

■世界最高峰の守護神対決

マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン、ヤン・オブラク

テア・シュテーゲン(左)とオブラク(右)

 エース対決のみならず、守護神対決も必見だ。バルサのマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンにしても、アトレティコのヤン・オブラクにしても、今季リーグ戦における平均失点数は「1」以下をキープ。オブラクに至っては34試合出場22失点と、最小失点率GKに贈られるサモラ賞争いでトップに立っている。「優勝するチームには、必ず良いGKがいる」と言われるように、最後の門番である彼らも違いを生み出すことのできる選手たちだ。世界的なアタッカーを揃える両チームだけに、両雄のプレーが勝敗を分けるかもしれない。

■代表監督も視察

ルイス・エンリケ

 スペイン代表監督も、優勝を占う一戦に駆けつけるという。スペイン紙『マルカ』によると、同国の代表チームを率いるルイス・エンリケ監督は、バルサ対アトレティコだけでなく、翌日に行われるレアル対セビージャにも足を運ぶそうだ。今夏開催されるEURO2020の開幕まで、あと1カ月あまり。選考レースは佳境を迎えており、バルサではペドリ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ・ブスケツ、セルジ・ロベルト、アトレティコではマルコス・ジョレンテ、コケ、サウール・ニゲスらのプレーに注目が集まる。

■主審を務めるのは“あの”レフェリー

マテウ・ラオス

 大一番の主役は選手や監督だけではない。この試合で主審を務めるレフェリーにも多くの視線が注がれるだろう。大役を任されたのは、マテウ・ラオス氏だ。国際試合でも主審を務めるスペインのトップレフェリーで、両チームの対戦を裁くのは今回で7回目。過去6戦は3勝3分とバルサが圧倒的な成績を残しているが、アトレティコがリーグ優勝を飾った2013-14シーズンの最終節で主審を務めたのは同氏だった。時折、選手を差し置いて自分が目立とうとする癖があるため、批判を受けることも少なくない。だが、ビッグマッチを担当する機会は多く、今季のチャンピオンズリーグ決勝でも主審を務めることが有力視されている。あくまで主役はピッチ上の選手たちだが、名物レフェリーのジャッジにも要注目だ。

■予想オッズは?

 日本時間7日15時現在、イギリスの大手ブックメーカー『ウィリアム・ヒル』は、バルサの勝利に「1.8倍」、アトレティコの勝利に「4.6倍」、ドロー決着に「3.6倍」のオッズを設定している。アトレティコはバルサに対して直近3試合負けなし(2勝1分)と相性が良いものの、勢いで上回り、なおかつホームで戦えるバルサの方が勝利に近いと予想しているようだ。勝ち点6の価値があると言われる“シックスポインター”を制するのは、果たしてどちらか。息詰まる攻防を期待したい。

(記事/Footmedia)

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