バルセロナ監督就任から約2カ月…指揮官「選手構成には満足している」

　バルセロナを率いるロナルド・クーマン監督が、自身の就任から2カ月近く経つチームの現状を語った。9日、バルセロナのクラブ公式サイトが伝えている。

　クーマン監督は8月19日にバルセロナの指揮官に就任。新体制となったクラブの選手構成やパフォーマンスについて以下のようにコメントしている。

「我々の選手構成には満足している。改善しようとしてきたが、それはクラブの財政状況によるところもあるからね。ペドリとトリンカオは良いパフォーマンスをしている。ペドリはまだ17歳だが、彼の取り組みの姿勢やプレーはとても気に入っているよ。トリンカオも我々のアイデアにすぐに適応したし、彼は将来性のある若い選手だ」

「アンス・ファティのパフォーマンスは最高レベルだ。彼はまだ17歳だが、その年齢でトップレベルのサッカーを3試合連続でプレーするということは、彼が非常に優れているということを意味している。また、彼には学ぶ意欲があり、向上するためにトレーニングをしている」

　また、同監督はシーズンの出だしにも一定の満足感を得ており、改善の余地やチームにフィットするフォーメーションについて以下のように言及している。

「全体的に、チームは非常に良い感じだ。特にビジャレアル戦とセルタ戦は良かった。しかし、セビージャ戦を見れば、プレスを改善しなければならないと分かる。修正できる細かいところもある。我々はトレーニングで最大限の集中力とインテンシティを求めているが、それは、それが自動的に試合に反映されるようにするためだ」

「守備は常にフォワードから始まる。前線の選手がうまくプレスをかけてくれれば、後方の選手はそれほど問題を抱えなくて済む。我々のクオリティーを考えれば、4-2-3-1が完璧なフォーメーションだと思う」