ビジャレアル行きが決定的となったパレホ(左)とコクラン(右) [写真]=Icon Sport via Getty Images
バレンシアに所属しているスペイン代表MFダニエル・パレホとフランス人MFフランシス・コクランのビジャレアル移籍が決定的となっているようだ。スペインメディア『アス』が9日に報じている。
既にバレンシアとビジャレアルはパレホとコクランの移籍について基本合意に達しているという。両選手も今回の移籍を承諾しており、10日中にメディカルチェックを完了させると予想されている。ビジャレアルは両選手に可能な限り早くトレーニングに合流してほしいと考えており、今後数日間で正式な発表が行われるようだ。移籍金は両選手あわせて1500万ユーロ前後(約19億円)になり、パレホは3年間、コクランは4年間の契約を締結する見込みだ。
パレホとコクランは10日にバレンシアで新シーズンに向けたメディカルチェックも受ける予定だが、12日からスタートするチームのトレーニングには合流しないと見られている。
2019-20シーズンのリーガ・エスパニョーラにて、両選手はバレンシアの中心選手として活躍した。パレホはキャプテンを務め、公式戦通算で47試合に出場し10ゴールを記録。一方のコクランは公式戦通算で36試合に出場していた。
レアル・マドリードに所属している久保建英の新天地候補としても注目を集めているビジャレアル。新たにウナイ・エメリ監督を指揮官に迎え、ヨーロッパリーグも戦う来シーズンに向けて、着々と新戦力の確保に成功しているようだ。