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ハキミは惜しくも2位! レアル下部組織出身選手の高額売却ランキングトップ10

2020.07.06

レアルから高額で売却された選手たち [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードは2日、インテルとモロッコ代表DFアクラフ・ハキミの移籍で合意したことを発表した。複数の報道によると、移籍金は推定4000万ユーロ(約49億円)。ここ2シーズン、レンタル先のドルトムントで目覚ましい成長を遂げたとはいえ、レアル・マドリードで公式戦17試合しか出場していない選手が50億円近いお金をクラブに落としていくのだから、首脳陣は満足していることだろう。

 では、レアルの下部組織出身選手で、最も高く売れたのは誰なのだろうか。移籍情報サイト『transfermarkt』のデータをもとに、高額売却ランキングトップ10を紹介する。

※本文中のデータはすべて『transfremarkt』を参照
※日本円は7月6日のレートで換算

▼10位タイ  
FWマリアーノ・ディアス

移籍金:800万ユーロ(約10億円)
移籍先:リヨン(2017年夏)

[写真]=Getty Images


 2016年にトップチームデビューを果たすも、翌年にリヨンへ移籍。すると新天地で公式戦21ゴールを記録するなどブレイクを遂げ、1年後にレアルが買い戻しを決断した。その際の移籍金は推定2150万ユーロ(約26億円)と、売却額の3倍近くに相当した。

MFエステバン・グラネロ

移籍金:800万ユーロ(約10億円)
移籍先:QPR(2012年夏)

[写真]=Getty Images


 レアルのカンテラ時代には、フアン・マタ(マンチェスター・U)らと共闘していたグラネロ。ルカ・モドリッチの加入に伴い、2012年に移籍金800万ユーロでQPR(現イングランド2部)へ加入することが決まった。なお今年1月には、エスパニョールから3部相当のマルベージャへ移籍し、現地で話題となった。

▼9位  
FWホセ・カジェホン

移籍金:950万ユーロ(約12億円)
移籍先:ナポリ(2013年夏)

[写真]=Getty Images


 レアルでは常時レギュラーではなかったものの、ジョゼ・モウリーニョ監督から「本当に重要な選手」として重宝されたカジェホン。2013年のナポリ移籍時に950万ユーロの移籍金が支払われた。

▼8位  
MFオマール・マスカレル

移籍金:1000万ユーロ(約12億円)
移籍先:シャルケ(2018年夏)

[写真]=Getty Images


 モウリーニョ体制下のレアルでトップチームデビューを果たしたマスカレル。しかし、以降はトップチームに定着できず、2度のレンタルを経てフランクフルトに完全移籍。2018年夏にレアルが買い戻した上でシャルケに売却した。

▼7位  
FWアルバロ・ネグレド

移籍金:1500万ユーロ(約18億円)
移籍先:セビージャ(2009年夏)

[写真]=Getty Images


 2009年夏、レアルはアルメリア(現スペイン2部)でプレーしていたネグレドを500万ユーロ(約6億円)で買い戻すと、2カ月後に1500万ユーロでセビージャに“転売”。フロレンティーノ・ペレス会長はこの時、下部組織出身選手が高値で売れることに目をつけ、以後、彼らの売却に積極的になったとされる。

▼5位タイ  
FWアルバロ・モラタ

移籍金:2000万ユーロ(約24億円)
移籍先:ユヴェントス(2014年夏)

[写真]=Getty Images


 5位タイにランクインしたのはモラタ。2014年夏にユヴェントスへ移籍した際、2000万ユーロがレアルに支払われた。しかし2年後に買い戻しオプションが行使され、3000万ユーロ(約36億円)の移籍金と共にレアル復帰を果たした。

FWラウール・デ・トマス

移籍金:2000万ユーロ(約24億円)
移籍先:ベンフィカ(2019年夏)

[写真]=Getty Images


 レアルのトップチームでの出場はわずか1試合ながら、レンタル先での活躍が評価されて、昨年夏、移籍金2000万ユーロでベンフィカに加入。その半年後には、ほぼ同額の移籍金でエスパニョールへの完全移籍が決まった。

▼4位  
FWヘセ・ロドリゲス

移籍金:2500万ユーロ(約30億円)
移籍先:パリ・サンジェルマン(2016年夏)

[写真]=Getty Images


 カンテラ時代には「天才」と称されたヘセ。しかしケガにも泣かされて、2016年夏にパリ・サンジェルマンへの完全移籍が決まった。その際にレアルが受け取った移籍金は2500万ユーロ。トップレベルでの実績がそれほどなく、契約が残り1年だったことを考えれば、“良いビジネス”だったと言える。

▼3位  
MFマルコス・ジョレンテ

移籍金:3000万ユーロ(約36億円)
移籍先:アトレティコ・マドリード(2019年夏)

[写真]=Getty Images


 昨年夏、レアルからアトレティコへの“禁断の移籍”が話題となったM・ジョレンテが3位に。13歳から在籍していた生え抜きの放出は同時、各方面で物議をかもしたが、選手は新天地で前線にコンバートされて大活躍。レアルも多額の収入を得られたので、結果オーライと言えるかもしれない。

▼2位  
DFアクラフ・ハキミ

移籍金:4000万ユーロ(約49億円)
移籍先:インテル(2020年夏)

[写真]=Getty Images


 今回、インテルへの加入が決まったハキミは2位。『tranfermarkt』によると、レアル史上7番目の高額売却選手となる。またスペイン紙『ABC』は、今回のオペレーション成立に伴い、ペレス会長が再任した2009年以降、レアルがカンテラ出身選手の売却で得た収入は約3億5000万ユーロ(約424億円)に達したと伝えている。

▼1位  
FWアルバロ・モラタ

移籍金:6600万ユーロ(約80億円)
移籍先:チェルシー(2017年夏)

[写真]=Getty Images


 レアルの下部組織出身選手で最も高く売れたのはモラタだった。2014年のユヴェントス移籍時に発生した移籍金も含めると、100億円以上をクラブに残したことになる。これは2年前に1億1700万ユーロ(約142億円)でレアルからユヴェントスに移籍したクリスティアーノ・ロナウドに次いで、クラブ歴代2番目の記録になる。

(記事/Footmedia)

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