2019.07.16

H.I.S.がリーガ・エスパニョーラと日本初となるオフィシャルパートナー契約を締結

H.I.S.
記者発表会に登壇したLaLigaのイバン・コディナ氏、ジュリオ・バチスタ氏、H.I.S.の山野邉淳氏(左から)
サッカー総合情報サイト

 株式会社エイチ・アイ・エス(以下、H.I.S.)は16日、リーガ・エスパニョーラ(以下、LaLiga)とスポンサー契約を締結したと発表。都内で行われた記者発表会では両社によるサイン交換が行われ、これによりH.I.S.は日本初の「LaLigaオフィシャルパートナー」となった。

 H.I.S.の山野邉淳取締役上席執行役員は、今回の契約締結に際して3つのポイントをピックアップ。「オフィシャルスポンサー契約をさせていただくことで、ただ単にチケットを販売するというだけでなく、さまざまなことに役立てていく」と、その狙いを解説した。

①VIPシート販売による新たなサッカー観戦の形の創造
「チケットをオフィシャルで確保でき、皆様にご提供できるようになります。その中でも、VIPシートを販売できるようになりました。『サッカー+現地の人々との交流』を楽しむことのできる座席を日本の方々に提供します」

②スポーツ指導者やビジネスマンに向けたLaLigaの成功体験の提供
「LaLiga自体のビジネスそのものが皆様の参考になると思っています。リーグの運営、お客様の楽しませ方、どのようにして世界的に人気のあるリーグにしていったのか……。こういった内容を企業の方々、団体の方々に話していただけるような視察ツアーを計画していきたい」

③世界に向けてチャレンジする子供向けプログラムの企画
「LaLigaは世界各地で大会を主催や共催しています。この大会を日本、もしくは周辺で開催できるよう協力いただいて、子供たち、若い世代がスペインの本場のサッカーに触れられるような機会を作りたいと思っています」

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両社によるサイン交換。H.I.S.は日本初のLaLigaオフィシャルパートナーになった

 LaLiga東南アジア、日本、韓国、オーストラリア地区 プロジェクトマネージャーのイバン・コディナ氏は、「本日はLaLigaにとってとても特別な日」と語り始め、このように話を続けた。

「我々の最大の目的の一つは、日本の数多くのサッカーファンに近づくことでした。その戦略として、優秀なパートナーシップが組める、絆を生み出せるような仲間を探していました。日本のマーケットにおいて、H.I.S.は素晴らしい功績を示されている企業。LaLigaのイメージを一緒に成長させることができるのではないかと思っています」

「今回の契約締結により日本のサッカーファンの方々には、LaLigaの各クラブだけでなく、スペインの文化や食、さまざまな観光地についてもLaLigaを通じて出会ってほしい。今回の絆、ここから始まる関係に対して感謝するとともに、今後のさまざまなプロジェクトが実現していくことを願っています」

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LaLigaアンバサダー大使のジュリオ・バチスタ氏。久保建英やレアル・マドリードについてもコメント

 また、記者発表会には、LaLigaアンバサダー大使を務めるジュリオ・バチスタ氏も出席。セビージャやレアル・マドリードなどで活躍した元ブラジル代表MFとしてサッカーファンにはお馴染みの人物だろう。現役を退いたのは今年の5月ということもあり引き締まった体で登壇した彼は、今回の契約締結についてこうコメントした。

「このパートナーシップは、必ずスペインと日本の両方の国を大きくしてくれると思っています。より大きな絆が生まれるための第一歩になる。現在、数々の日本人選手たちがLaLigaでプレーするようになってきました。このような絆が生まれることで、みんながWIN-WINの関係になっていくのではないでしょうか」

 ジュリオ・バチスタ氏も語るように、現在、複数の日本人選手がスペインの地で奮闘している。中でも、注目選手の一人がレアル・マドリードに加入した久保建英だ。レアル・マドリードの先輩でもあるジュリオ・バチスタ氏も久保に向けて熱い視線を送る。

「久保は才能豊かな選手。ホープだと思いますね。ただ、ホープと言われるだけではなく、それに見合う選手になっていくための大きな課題も持っている。彼は今、世界最大級と言っても過言ではないクラブに在籍しています。要求は常に高い。その中でも彼が自ら持つ才能を見せることができるよう願っています。なぜなら、日本のような国から海外のリーグにチャレンジし、そこで成功を収めた場合、それは必ず次の世代につながりますから。次世代に新たな夢を――久保にはそんなことができる選手になっていってほしい。母国を背負ってという意味では大きな重みや重圧を抱えていると思いますが、この先、より多くの日本人選手が他国で飛躍するためのドアを開けられる選手の一人になり得るでしょう」

 コメントに愛情と厳しさが同居するのは、世界トップクラスのビッグクラブでプレーした経験があるからこそ。レアル・マドリードでプレーすること――その意味をジュリオ・バチスタ氏はこう表現する。

「世界トップクラスのチームには、世界最高級と言われる名だたる選手たちが在籍しています。そんなチームに加入する時、自分への要求の高さやこれまでの要求との違いにものすごいカルチャーショックを受けるんですね。その中で、日々100パーセントであることが求められます。万全な体調、万全な調子でないといけない。たった一日でも自分の100パーセントを出せなければ“終わり”なんです。世界的なビッグクラブでプレーするというのはそういうことを意味します。それが、レアル・マドリードでプレーするということなんです」

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