2019.06.15

久保建英を指導するラウール監督の哲学「才能が全てではない。情熱が重要」

久保建英(左)がプレーするカスティージャのラウール監督(右)[写真]=Getty Images
サッカー総合情報サイト

 日本代表MF久保建英レアル・マドリードに加入することが発表され、来シーズンはカスティージャ(Bチーム)でプレーすることが決まった。そのカスティージャを来シーズンから指揮するのはクラブOBの元スペイン代表FWラウール・ゴンザレス氏。久保は偉大なレジェンドから指導を受けることになる。

 ラウール氏は10〜14日にベラルーシの首都ミンスクで行われたUEFAグラスルーツカンファレンスに出席し、指導者としての哲学を語っている。UEFA(欧州サッカー連盟)公式サイトが14日に伝えた。

 現在41歳の同氏は、レアル・マドリードの下部組織出身で1994年にプロデビューを飾った。レアルではクラブ歴代最多の公式戦通算741試合に出場し、323ゴールをマーク。その後、シャルケ(ドイツ)、アル・サッド(カタール)、ニューヨーク・コスモス(アメリカ)でプレーし、2015年11月に現役を引退した。

 21年間のキャリアで一度も退場したことがないラウール氏は、サッカーにおいて「リスペクト」が大事だという。「(子供の頃に初めてプレーしたチームは)ポジティブなグループだった。すぐにリスペクト、寛大さ、チームワーク、チームメイトへのサポート、そして対戦相手や審判への敬意といったチームスポーツの価値を学んだよ」

「私はいつもリスペクトを忘れない人間であろうとした。若い頃に学んだ価値観を大切にして生きてきた。自分のやることには常に情熱をもっていたが、他人へのリスペクトも忘れなかった。それはフットボールが教えてくれたことだ」

「高い倫理的な基準を持つことが重要だと思う。試合には美しい勝ち方あり、そうでない方法もあるが、それらは僕のやり方ではない。リスペクトは私自身の一部だ。フットボールにおいて良いと思うことを常に大切にし、ネガティブなことは取り除いていきたい」

 選手として重要なことは、「情熱」と力説した。「情熱が僕の人生を支えてくれた。なぜなら私は自分自身のことを最も才能のある選手だと思っていなかったからね。才能が全てではない…本当に重要なのは情熱だ」

 さらに、育成年代のコーチの在り方について自身の見解を次のように話した。

「子供たちには楽しむことを教え、そして友情、団結、無私の心、自信と自分自身を貫くこと、そういったチームプレーに必要な価値観を示さなければいけない。フットボールは若者たちを育てていく義務があると思う。だから、両親のように子供たちを育てるために、コーチとして大きな責任を持たなければいけない」

「最近では若者たちが正しい教育を受けることがとても重要だ。今は多くのアカデミーやプレーをする場所がある。6〜8歳ぐらいの子供たちがプレーを始める全てのアカデミーやクラブには大きな責任がある」

 そして最後に、「私は明確な目標を持っていた。フットボール選手になり、キャリアを積むことだ。自分の夢を実現できたのは、とても特別なことだと感じている。少年少女に、夢を実現するためにハードワークと努力が必要だと教えていきたい」と指導者としての意気込みを語った。

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