2018.10.25

バルセロナとレアル・マドリードの“伝統の一戦”を徹底予習。数字で楽しむクラシコ

10月28日、バルセロナとレアル・マドリードの両雄は今季最初のクラシコに挑む [写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 バルセロナとレアル・マドリードによる伝統の一戦“クラシコ”の開催がいよいよ10月28日に迫った。今回の舞台はバルセロナの本拠地カンプ・ノウ。勝ち点18で単独首位に立つバルセロナに対し、レアル・マドリードは勝ち点14の7位と両チームの状況は対照的だ。世界中のサッカーファンが注目する一戦を前に、クラシコにまつわる「数字」を紹介する。

「2」

バルセロナのリオネル・メッシがクラシコで達成したハットトリックの回数。リーグ戦のクラシコで複数回ハットトリックを達成したのは、メッシ以外ではともにレアル・マドリードOBのフェレンツ・プスカシュとハイメ・ラスカノしかいない。メッシは2007年3月にカンプ・ノウでクラシコ初得点を含む3ゴールをマークすると、2014年3月には敵地サンティアゴ・ベルナベウで再びハットトリックを達成。なお、1995年1月に当時レアル・マドリードに在籍したイバン・サモラーノがハットトリックを達成して以降、クラシコで1試合3得点を記録した選手はメッシだけ。そのメッシが欠場する今回の一戦で、新たな金字塔を打ち立てる選手は現れるか。

「5」

レアル・マドリードのセルヒオ・ラモスがクラシコで退場した回数。これは同クラブのOBフェルナンド・イエロを抜いて歴代最多だ。なお、S・ラモスはリーガの最多退場記録(19回)も保持しており、今回もカードには注意したいところだ。

クラシコで最多5回の退場処分を受けているS・ラモス(中央) [写真]=Getty Images

「6」

クラシコの“連続ゴール記録”を保持するのは、昨季までレアル・マドリードでプレーしていたクリスティアーノ・ロナウド。C・ロナウドは2011-12シーズンのコパ・デル・レイ準々決勝ファーストレグから2012-13シーズンのリーガ第7節まで6試合連続でゴールを決めた。現在はメッシとルイス・スアレスが2試合連続得点中で、スアレスは“3試合連続”を狙う。

「8」

クラシコがスコアレスドローに終わったのは過去の公式戦でわずか8回。2002年11月23日に行われたリーガの一戦を最後に、45試合連続で得点が生まれている。その間のゴール数は両チーム合わせて152ゴール(1試合平均3.37点)。今回の対戦も打ち合いは必至だ。

「13」

両チームのトップチーム登録選手の国籍の数。最多はスペイン人の20名(スペイン生まれのマリアーノを含む)で、ブラジル人が6名、フランス人が5名と続く。その他にもウルグアイ人、ドイツ人、クロアチア人、ベルギー人が各2名ずつと国籍はバラエティ豊か。クラシコでは世界のスーパースターたちによる競演を楽しむことができる。

「22」

クラシコの最速ゴール記録は2011年12月、レアル・マドリードのカリム・ベンゼマが開始22秒で記録。同クラブOBのチュス・アロンソが保持していた40秒の記録を大幅に更新した。試合開始直後から両チームがエンジン全開でぶつかり合うクラシコでは、一瞬たりともピッチから目が離せない。

クラシコの最速ゴール記録を保持するベンゼマ [写真]=Getty Images

「26」

クラシコの歴代最多得点記録は長くクラシコで主役を演じてきたメッシの26得点。レアル・マドリードのレジェンド、アルフレッド・ディ・ステファノとC・ロナウドが18得点で2位につける。メッシを除く現メンバーの中ではベンゼマの9ゴールが最多。敵地カンプ・ノウで2桁の大台に乗せるゴールを決めることができるか。

「38」

クラシコの歴代最多出場者はレアル・マドリードOBのマヌエル・サンチスで通算43試合。現メンバーの中では、S・ラモスとメッシの両クラブキャプテンが38試合に出場している。メッシの欠場が濃厚な今回は、S・ラモスが一歩抜け出す格好となりそうだ。なお、昨シーズンまでバルセロナに在籍していたアンドレス・イニエスタも通算38試合に出場している。

現ヴィッセル神戸のイニエスタもクラシコの歴史を彩ってきた一人 [写真]=Getty Images

「58」

バルセロナとレアル・マドリードのリーガ優勝合計数。昨シーズンはバルセロナが2年ぶり25回目のリーグ制覇を果たしたが、レアル・マドリードは歴代最多33回の優勝歴を誇る。なお1929年のリーグ創設以降、全87シーズンのうち、実に66パーセントは両チームのどちらかが優勝を飾っている。まさにスペインサッカー界の「2強」であり、クラシコは世界に誇るビッグマッチだ。

「183」

スペイン紙『エル・パイース』によると、今回のクラシコは世界183カ国で放送される予定で、視聴者は6億5000人以上に達すると推定されている。元レアル・マドリード監督のジョゼ・モウリーニョが「クラシコがある時は、世界中のサッカーを愛する人々の時が止まるんだ」と発言したように、クラシコはただの1試合ではなく、世界中を巻き込んだ最高のスポーツイベントだと言える。

「239」

公式戦のクラシコは今回で通算239回目。過去238戦の成績はバルセロナの93勝、レアル・マドリードの95勝、50の引き分けとなっている。昨シーズンは親善試合を含めて5回対戦し、2勝1分け2敗とまったくの五分だった。今季初となるクラシコも、実力伯仲の接戦になることが予想される。

「1902」

両チームの初対戦は1902年5月に行われたコパ・デル・レイの準決勝で、その時はバルセロナが3-1で勝利。当時はバルセロナが創設3年目、レアル・マドリードにいたってはクラブ創設から2カ月目のことだった。100年以上の歴史を持つ両チームの対戦は“伝統の一戦”と呼ぶにふさわしい。

 注目の一戦は10月28日(日)深夜0:00からWOWOWにて現地より生中継される。

文=Footmedia

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