2018.07.18

10度の手術を乗り越えて…カソルラ、1年9カ月振りにピッチに立つ

サンティ・カソルラ
長期離脱から復帰を果たしたカソルラ [写真]=Getty Images

 昨シーズン一杯でアーセナルを退団し、古巣のビジャレアルに復帰した元スペイン代表MFサンティ・カソルラが、大病を乗り越えてついにピッチに戻って来た。

 アーセナルの主力として活躍していたカソルラは、2016年10月19日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節のルドゴレツ・ラズグラドとの一戦で右足のアキレス腱を負傷。当初は数週間での復帰が見込まれていたが、患部が生命を脅かすほどの感染症にかかるという不運に見舞われ、これまで10度にも渡る手術を強いられて来た。

 右足切断の危機を何とか逃れたカソルラは、今年4月に1年半振りに練習を再開すると、アーセナルとの契約が満了となった6月に7年ぶりにビジャレアルに復帰。17日に行われたプレシーズン初戦のエルクレスとの親善試合に67分から出場し、待望の実戦復帰を果たした。

 1年9カ月振りピッチに立ったカソルラには、多くのチームメイトから賛辞が届いており、とりわけスペイン代表GKセルヒオ・アセンホは自分のことのように喜んだ。これまで左右両膝を通じて4度に渡り前十字靭帯を断裂しながら、その度に復活を遂げて来たビジャレアルの正守護神は、自身と同様に大病を乗り越えた仲間の精神力を褒め称えた。

「カソルラは数年前と変わらず今でもトップレベルの選手だ。彼がフットボーラーとしての感触を取り戻すことができ、本当に嬉しいよ。ここまで目を覆いたくなるような辛さを味わって来た彼だが、たゆまぬ努力によって再びピッチに立った。これからはビジャレアルにたくさんの喜びを与えてくれることだろう。まるで20歳の青年のような希望と意欲を持って、古巣に戻って来てくれたのだからね」

 今後の回復状況やパフォーマンスを見て、トップチーム契約を結ぶか否かが判断されるカソルラだが、ビジャレアルへの復帰会見では「最高のレベルでプレーできることを証明したい。それができないなら、真っ先に自らスパイクを脱ぐ」との決意を示している。この言葉を裏返せば、カソルラが新シーズンの公式戦でピッチに立つ時は、正確無比な左右両足のキックや屈託のない笑顔でファンを魅了した姿が再び見られるということだ。

文=北村敦

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