レアル、地元でCL優勝パレードを開催…主将のS・ラモス「不可能を可能にした」

セルヒオ・ラモス

優勝パレードに参加したセルヒオ・ラモス [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードが27日、地元マドリードにてファンへチャンピオンズリーグ(CL)の優勝パレードと、マドリード自治州政府などに優勝報告を行なった。28日、クラブ公式HPにてフロレンティーノ・ペレス会長、主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスのコメントを掲載した。

 監督・コーチ、ペレス会長らクラブ幹部らはアルムデナ大聖堂、マドリード自治州政府、市役所へトロフィーとともに訪問。一連のルートの途中には何百万人というファンが詰めかけ、優勝パレードが開催された。最初に訪問した大聖堂でペレス会長は「このレアル・マドリードは偉大なるファミリーで、その価値観は成功を希求する原動力になっている。ここにいる選手たちはチームワークの精神と目標達成の努力により誰もが不可能と思っていたチャンピオンズリーグ3連覇を達成した」と報告した。

 次にマドリード自治州政府本部へ訪問。選手を代表してS・ラモスが「支えてくれる皆にありがとうと言いたい。このチームは誇りと野望を持っていることを証明し、勝利に飽きることがない。それが成功のカギになっている」とコメント。感謝の意を述べた。

 市役所へ優勝報告を行ない、最後にペレス会長が「このクラブは永遠で、ここにいる選手たち、この監督は伝説。彼らは現代サッカーで最も偉大な一時代の主役を務めている。我々は初めて同じ年にサッカーとバスケットでそれぞれ欧州チャンピオンになった。2つの伝説は、もちろんこの素晴らしい都市マドリードのものだ」と挨拶。レアル・マドリードは、20日にバスケットボールチームでも欧州王者に輝いており、両チームの健闘を称えて報告会を締めくくった。

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