2018.05.17

有終の美を飾ったF・トーレス、主将ガビも祝福「誰よりも相応しい」

アトレティコ・マドリード
トロフィーを共に掲げるガビとF・トーレス [写真]=Getty Images

 16日にリヨンで行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝でマルセイユを3−0で下し、6シーズン振り3度目となる大会制覇を達成したアトレティコ・マドリード。試合の主役を演じたのは先制弾を含む2ゴールを決めたフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンだが、負けず劣らず脚光を浴びたのは、愛するクラブで有終の美を飾った元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスだろう。

 今シーズン一杯での退団を表明しているF・トーレスは、試合終了間際の90分からの出場となったものの、グリーズマンとの交代でピッチに入る際にはサポーターから大歓声を受け、アトレティコで初となるタイトルを獲得。ラストチャンスをものにしたアトレティコのアイコンには、チーム内からも多くの祝福が寄せられている。

 それを態度で表したのは、グリーズマンの先制点をアシストし、自身もチーム3点目となるゴールを決めた主将のスペイン人MFガビだ。試合後の表彰式でトロフィーを掲げる役目をF・トーレスと分かち合ったガビは、大会制覇のハイライトとも言えるシーンを共に演じた理由をこう説明した。

「ああするのが自然であり感動的だと思っていた。トロフィーを掲げながらアトレティコに別れを告げる以上の有終の美はないからね。フェルナンドは誰よりもそれに相応しい」

 また、F・トーレスが16歳でトップチームに昇格した時のチームメイトでもあるディエゴ・シメオネ監督は、悲願を達成したストライカーに賛辞を贈ると共に、20日に本拠地ビセンテ・カルデロンで行われるリーガ・エスパニョーラ最終節のエイバル戦でのハッピーエンドに期待を寄せた。

「フェルナンドにとって、これは夢が現実のものとなった瞬間と言えるだろう。彼が望んできたものが形となった。これまで彼が手にして来た勲章の全ては、本人の力によるものだ。彼は戦う男であると共に好青年でもある。最高の形で送り出されるべき選手であり、日曜日はスタジアムが感動の渦に巻き込まれることを願っている」

 周囲からの祝福を受け、「今はチームの皆、リヨンまで来てくれたファンやマドリードで待ってくれているファンとタイトルを分かち合いたい。そして週末は最後の試合を思う存分楽しみたい」との気持ちを表したF・トーレス。「アトレティコは僕にとって最大の誇りであり、生涯感謝し続ける」と敬愛するクラブでのラストマッチでは、“大送別会”に花を添えるゴールに期待したい。

文=北村敦

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