2018.05.11

なんと似顔絵入りのユニ! ソシエダ、クラブ一筋で引退する主将へのオマージュ

シャビ・プリエト
今季限りでの引退を決断したソシエダMFシャビ・プリエト [写真]=NurPhoto via Getty Images

 レアル・ソシエダの精神的な支柱かつ英雄的な存在であり、今シーズン限りで現役を引退するキャプテンのスペイン人MFシャビ・プリエトが、クラブから異例のオマージュを受けることとなった。

 シャビ・プリエトは今までに何度もビッグクラブからオファーを受けたが、一度も首を縦に振ることなく、レアル・ソシエダでのプレーにこだわり続けてきた。クラブへの思いは、40年ぶりに2部へ降格した2007年夏にも残留を決断したことに代表されている。2010年には3年ぶりとなる1部復帰の立役者となり、2012年夏からはキャプテンを務めている。

 レアル・ソシエダは主力として活躍した後、リヴァプール、レアル・マドリード、バイエルンでプレーした元スペイン代表MFシャビ・アロンソ氏を輩出している。しかし、サポーターが真っ先に名を挙げる“シャビ”と言えば、シャビ・プリエトの方だ。

 そんなシャビ・プリエトも、34歳を迎えてついにスパイクを脱ぐことを決断。カンテラ(下部組織)時代から18年間過ごしてきたクラブに別れを告げることとなった。同選手の決断を受けたレアル・ソシエダは、本拠地アノエタでの今シーズン最終戦となるレガネス戦(12日、リーガ・エスパニョーラ第37節)で、クラブのエンブレムの代わりにシャビ・プリエトの似顔絵を左胸にあしらえたユニフォームを使用することを決定。以下の公式声明でその理由を説明している。

「シャビ・プリエトは全てのキャリアでレアル・ソシエダのエンブレムを着け続けてきた。だからこそ、シャビのアノエタでの最後の試合では、チームは彼のエンブレムを着けて戦う」

 一つのクラブで現役を全うできる“ワンクラブ・マン”と呼ばれる選手は非常に少なく、ミラン一筋でキャリアを終えた元イタリア代表DFのパオロ・マルディーニ氏もかつて、「チャンピオンズリーグを制覇できる選手は少ないが、一つのクラブで最後までプレーできる選手はもっと限られている」と述べていた。

 バルセロナ一筋で現役を過ごした元スペイン代表DFカルレス・プジョル氏からも「シャビは“ラ・レアル”(レアル・ソシエダの愛称)のキャプテンだけではなく、ついにエンブレムになった」と賛辞を贈られたシャビ・プリエト。レアル・ソシエダのレジェンドが見せる最後の勇姿にはぜひ注目して欲しい。

文=北村敦

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