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バルサ退団発表の今、イニエスタについて改めて知っておきたい10のコト

2018.05.01

バルセロナ一筋で16年間プレーしてきたイニエスタ [写真]=Getty Images

 バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタが4月27日、今シーズン限りでの退団を発表した。2002年にトップチームデビューを果たして以来、バルセロナ一筋16年。「ラ・マシア(バルセロナの下部組織)の最高傑作」とも言われた同選手について、改めて知っておきたい10の情報を紹介する。

1.「最初はバルセロナに行きたくなかった」
 8歳のときに地元アルバセーテのカンテラ(下部組織)に加入。そして12歳のときにスカウトを受けて、バルセロナのカンテラに入団した。だが、「最初はバルセロナに行きたくなかった」と後に告白。家族と離れ離れになることをなかなか受け入れられず、「ラ・マシアに入団したときは、人生最悪の日だったと思う」と語っている。

2.グアルディオラの予言
 1999年の夏、当時現役だったジョゼップ・グアルディオラ(現マンチェスター・C監督)はU−15のクラブ世界選手権に相当するナイキ・プレミアカップでイニエスタのプレーを初めて目の当たりにする。ずば抜けた才能を見抜くのに全く時間は必要なかったという。そして後日、トップチームに上がったばかりのシャビ・エルナンデスにこう告げた。

「お前は俺を引退させるだろう。ただ、あの少年は我々2人を引退に追い込むかもしれない」

 実際には引退させられることはなかったが、イニエスタを語るうえで今も有名なエピソードとなっている。

3.トップチームデビュー戦が“キャリア最高の瞬間”
 2002年10月29日、チャンピオンズリーグのクラブ・ブルージュ戦でトップチームデビューを果たした。当時、18歳170日だった。今回の退団発表会見で“キャリア最高の瞬間”について尋ねられると、「1つを挙げるのは難しい」としながらも、「ブルージュでのデビューの日のことは永遠に忘れないだろう。トップチームでの最初の1日だ。僕にとって一番意味のある瞬間だった」とコメントした。

アンドレス・イニエスタ

デビュー戦となったクラブ・ブルージュ戦 [写真]=Getty Images

4.出場数はシャビに次ぐ2位。“共演数”が最も多いのは?
 バルセロナでは公式戦670試合に出場。シャビ・エルナンデスの767試合に次いで、クラブ歴代2位になる。ピッチ上で最も多く共演した選手はリオネル・メッシだ。2人は揃って485試合に出場した。

リオネル・メッシ、シャビ、アンドレス・イニエスタ

“共演数”が多い(左)メッシ、(中央)シャビ、(右)イニエスタ [写真]=Getty Images

5.退場数はゼロ
 ピッチ上では、華麗なプレーだけではなく、“サッカー選手の鑑”とも言える振る舞いを見せていた。スペイン代表戦を含め、プロキャリアにおいてレッドカードを受けたことは一度もない。また審判への侮辱行為や相手選手との口論もほとんどなく、常に模範的存在であった。

6.タイトル数はメッシと並ぶクラブ歴代最多
 イニエスタはバルセロナの成功の象徴でもあった。トップデビューを飾った2002-03シーズンに6位となって以降、2007-08シーズンの3位を除けば、リーガ・エスパニョーラでは常にトップ2入り。トップチーム在籍16年間で実に9度のリーグ制覇を成し遂げている。さらに、4度のチャンピオンズリーグ制覇、3度のクラブワールドカップ制覇を達成。通算32個のタイトル獲得は、メッシと並ぶクラブ歴代最多記録になる。

リオネル・メッシ、アンドレス・イニエスタ

クラブ歴代最多のタイトルを獲得した(左)メッシと(右)イニエスタ [写真]=Getty Images

7.バロンドールは獲得できなかったけれど……
 これまでのキャリアにおいて“唯一の空白”があるとすれば、バロンドールの受賞歴がないことだろう。最高成績は2010年の2位。主催者のフランス誌『フランス・フットボール』は先日、彼にバロンドールを与えなかったことを謝罪した。

 それでも、イニエスタは史上初の勲章を手にしている。2014-15シーズンのCL決勝で「マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)」に選出され、2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ、ユーロ2012の決勝と合わせて、3つの国際大会決勝でMOMに輝いた初の選手となった。

8.飛行機嫌い
 過去に「飛行機は好きではない」と告白している。父親のホセ・アントニオ・イニエスタ氏も同じく飛行機嫌いだった。そのため、2010 FIFAワールドカップ 南アフリカを現地で観戦せず。オランダ代表との決勝戦でスペインに優勝をもたらす息子のゴールを目の当たりにすることもなかった。

9.郷土愛
 12歳でバルセロナに入団した後も、郷土愛が薄れることはなかった。2011年には、古巣アルバセーテの筆頭株主となる(現在、経営権を握っているのはカタールの企業)。2年後には選手へ未払いとなっていた給与を肩代わりして、同クラブの4部降格を回避させた。数々の功績を称えられ、故郷フエンテアルビージャには「イニエスタ通り」や「イニエスタの泉」がある。

10.ボデガ・イニエスタ
 2010年、フエンテアルビージャに「ボデガ・イニエスタ」というワイナリーをオープン。現在も家族らが経営しているのは有名な話だ。ワインの輸出先は35カ国に及び、日本もそのうちの1つになる。今年2月には、日本で開催されたワインの品評会「サクラアワード2018」で、計4本のワインがゴールド賞を受賞。日本のワイン業界で活躍する女性、延べ510名の審査員から高評価を勝ち取った。

(記事/Footmedia)

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