2018.04.19

移籍が噂されたレアルに立ちはだかったケパ、指揮官も絶賛「最高の守護神」

ケパ・アリサバラガ
レアルの決定機をことごとく防いだケパ [写真]=Getty Images

 18日に行われたリーガ・エスパニョーラ第33節、レアル・マドリードが本拠地サンティアゴ・ベルナベウにアスレティック・ビルバオを迎えた名門対決は1−1のドローに終わった。

 この試合、66%ものボールポゼッションを記録し、30本ものシュートを放ったレアル・マドリードだが、アスレティック・ビルバオのスペイン代表GKケパ・アリサバラガに猛攻を跳ね返され続けた。23歳の若き守護神は、試合終盤にこそ失点を喫したものの、スペイン代表MFマルコ・アセンシオの至近距離からのシュートを筆頭に、レアル・マドリードの決定機をことごとく防いだ。

 冬のマーケットではレアル・マドリードへの移籍が噂されながら、アスレティック・ビルバオと2025年6月末まで契約を延長した経緯があるケパ。因縁の相手に対して披露したパフォーマンスに納得の表情を見せた。

「これまで1度もベルナベウでプレーしたことが無かったので、モチベーションに溢れていた。僕は移籍について何か月間も話題にされ続けたが、9歳の頃から過ごして来たアスレティックとの新契約にサインした。そういった背景もあり、今日はプレッシャーも感じたが、普段通りのプレーをすることだけを心掛けた。チームの勝ち点獲得に貢献できて満足しているよ」

 また、ホセ・アンヘル・シガンダ監督も、レアル・マドリードの前に立ちはだかったケパを絶賛した。

「ケパは我々が誇る最高の守護神だ。今日もいつも通り素晴らしいプレーを見せてくれた。黙々と練習に取り組み、地道に課題を克服し、確実に試合で実力を出す。誰にとってもお手本となる選手だ。彼がアスレティックと何年にも渡る契約を結んでくれ、我々は喜んでいる」

 一方、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、「ケパを獲得しなかったことを後悔しているのでは?」との質問を受けると、きっぱりと否定した。

「そんな考えを持つことは一切ないし、何の意味も持たない。チームはシーズン途中でGKを補強する必要はなかったので、私は獲得に向かわないという決断を下した。確かに今日の相手のGKは素晴らしかったが、自分のチームにいない選手についてコメントする気はない」

 前節を終えて13位と今シーズンは期待外れの成績に終わっているアスレティック・ビルバオ。とはいえ、レアル・ソシエダとの“バスク・ダービー”といった大一番も残されており、ケパを中心とした守備陣の踏ん張りで、不振に陥っている攻撃陣の奮起を促したいところだ。

文=北村敦

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