アトレティコ・マドリードに所属する元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが、リーガ・エスパニョーラ通算100ゴールを記録した。
今シーズン限りでアトレティコ・マドリードを退団することを9日に発表したトーレスが、15日に行われたリーガ・エスパニョーラ第32節レバンテ戦に途中出場を果たすと、77分にアルゼンチン代表FWアンヘル・コレアのクロスにボレーで合わせ、ダメ押し点となるチーム3点目を挙げた。このゴールによってトーレスは、リーグ通算100ゴールに到達。アトレティコ・マドリードでは史上5人目の快挙となった。
100 – Fernando Torres is the fifth Atletico player to reach 100+ goals in La Liga history. Myth. pic.twitter.com/ulYJCo7XqU
— OptaJose (@OptaJose) April 15, 2018
試合後、大手メディア『beIN Sports』のインタビューに応えたトーレスは、最後までクラブに全力を尽くすと語った。
「僕にとっては、これからシーズンが終わるまで全ての試合が祭りみたいなものだ。これがシーズン最後のゴールにならないように、全力を尽くしてスタメンに入る努力をして、ゴールを狙い続けるよ」
現在34歳のトーレスはアトレティコ・マドリードの下部組織出身で、2001年に17歳でトップチームデビューを果たした。2007年夏にリヴァプールへ移籍し、チェルシー、ミランと渡り歩くと、2015年1月に1年半のレンタル移籍でアトレティコ・マドリードに復帰。昨年夏に1年の契約延長が発表され、今シーズンはリーガ・エスパニョーラ第32節終了時点で21試合に出場して3得点。ただ、先発出場はわずか3試合にとどまっている。