2018.03.19

重傷のF・ルイス、レアルOBからも激励「障害の1つに過ぎない」

フィリペ・ルイス
負傷離脱を余儀なくされたF・ルイス [写真]=Getty Images

 左足に重傷を負ったアトレティコ・マドリードのブラジル代表DFフィリペ・ルイスに、一見意外とも思われるところからエールが届いた。

 15日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・決勝トーナメント2回戦セカンドレグのロコモティブ・モスクワ戦で、相手のシュートを防ぎに行った際に左足を思い切り蹴られ、腓骨を骨折したF・ルイス。直ちに行われた手術には成功したものの、完治までには2ヶ月程度を要するため、今シーズン中の復帰が絶望的となっただけでなく、この夏にロシアで開催されるワールドカップへの出場も危ぶまれている。

 この悲痛な出来事を受けたアトレティコは、18日に行われたリーがエスパニョーラ第29節では、全選手が「頑張れ、フェリペ」とのメッセージがあしらわれたTシャツをまとって入場。対戦相手のビジャレアルでも、かつてアトレィコでプレーしたGKセルヒオ・アセンホが同じTシャツを身に着けてピッチに足を踏み入れた。

 デポルティーボ時代の2010年1月にも右足の腓骨を骨折しているF・ルイスに対しては、続々と励ましのメッセージが届けられているが、これに加わったのはレアル・マドリードのOBである元スペイン代表DFのアルバロ・アルベロア氏だ。

 レアル・マドリードで右サイドバックを務めたアルベロア氏と、アトレティコで左サイドバックを務めるF・ルイスは、“マドリード・ダービー”では同サイドで何度も火花を散らして来たライバル同士。だが、F・ルイスは2005−06シーズンにはレアル・マドリードのBチームに所属しており、2人はその時のチームメイトでもある。敵としても味方としてもF・ルイスとプレーしたアルベロア氏は、ツイッターを通じてかつての戦友を激励した。

「私は何年も前から『君は世界有数のサイドバックになる』と言って来た。そして君は、自分の才能と努力をもって、そして何よりも多くの障害を乗り越えながら、それを実現してみせた。君にとっては今回もその1つに過ぎないはずだ。突き進め、友よ!」

 一方、インスタグラムを通じて多くの人々に感謝を述べたF・ルイスも、故障に立ち向かう気丈な姿勢を表している。

「自分の道に壁が立ちはだかり、こんなに多くの人々の愛情を感じられるのは、本当に幸運なことだと思っている。これだけたくさん優しさや励ましを貰えれば、この壁を乗り越えることができる」

 F・ルイスを欠いたビジャレアル戦では1−2で逆転負けを喫し、首位バルセロナに11ポイント差を付けられたものの、3位レアル・マドリードには4ポイント差を付けているアトレティコ。最後まで2位の座を死守したうえ、準々決勝に駒を進めたヨーロッパリーグを制覇し、リハビリに臨む不動の左サイドバックを勇気付けたいところだ。

文=北村敦

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