バレンシア加入のコクラン、もっと早く移籍しなかったことを後悔か

フランシス・コクラン

バレンシアへの移籍が決まったコクラン [写真]=Getty Images

 11日に、アーセナルからバレンシアに加入することが正式発表されたフランス代表MFフランシス・コクランが、移籍のタイミングについて後悔していると語った。同日行われた入団会見でのコメントを、イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。

 現在26歳のコクランは、2008年夏にアーセナルの下部組織に加入して以降、トップチームで公式戦通算160試合に出場。2014-15シーズンからは、3シーズン連続でプレミアリーグ20試合以上の出場を果たした。しかし、今シーズンは第22節終了時点で7試合の出場にとどまっていた。

 バレンシアと2022年6月30日までの4年半契約を締結したコクランは、昨年夏にも同クラブから入団の誘いがあったと告白。そのタイミングで移籍しなかったことを悔やんでいると話した。

「夏にもバレンシアから話があったのは本当だけど、その時はアーセナルに残って、成功を収めることだけを考えていた。でも実際にはそうならず、このチャンスがやってきた。正直もっと早くここに来なかったことを後悔している。大きな挑戦だし、僕の新たな人生の第一歩だ。とても楽しみだね」

 なお、コクランはスペイン移籍について、アーセナルの元スペイン代表MFサンティ・カソルラに相談していたようだ。同選手は「(バレンシアは)加入しても絶対に後悔しない、素晴らしいクラブだと彼は話してくれた。僕はカソルラの意見をすごくリスペクトしている。だから彼にそう言われて、納得した。あの言葉を僕は信じるよ」と語り、カソルラの話がバレンシア加入の決め手になったと明かしている。

(記事/Footmedia)

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