23日に行われた伝統の一戦“エル・クラシコ”の前夜に、バルセロナの選手たちは人気テレビゲームで緊張を和らげていたようだ。25日付のスペイン紙『アス』が伝えている。
レアル・マドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウで開催された今回のクラシコ。バルセロナは試合前日に首都マドリードに到着し、宿泊先のホテルに滞在していた。その夜には2位アトレティコ・マドリードの試合が開催されたが、選手たちは見向きもしなかったという。同紙によると、彼らは人気テレビゲーム『マリオカート』に興じていたようだ。
ジョルディ・アルバ、ジェラール・ピケ、セルヒオ・ブスケツのスペイン代表3選手が中心となって、『マリオカート』の大会を実施。クラシコという大一番を前にサッカーと距離を置くことで、チームはリラックスムードに包まれていたという。なお、エルネスト・バルベルデ監督も選手たちの意向を汲んで、試合当日の起床時刻を予定より30分ほど遅らせ、朝食の時間もずらしたと同紙は伝えている。
迎えた本番で、バルセロナは3-0と圧勝。レアル・マドリードとの勝ち点差を「14」まで広げることに成功した。敵地で挙げた勝利の裏には、“マリカー”の存在があったといっても過言ではないだろう。
(記事/Footmedia)