移籍が噂されるトーレス、クラブへの忠誠を誓う「数年は留まりたい」

フェルナンド・トーレス

クラブとの契約が2018年6月までとなっているF・トーレスは1月の移籍の可能性が囁かれています [写真]=Getty Images

 アトレティコ・マドリードに所属するスペイン人FWフェルナンド・トーレスが移籍の噂を否定し、同クラブへの愛をコメントした。アメリカメディア『ESPN』が19日付で伝えている。

 現在、リーガ・エスパニョーラでベンチを温める試合が多いトーレスは逆境に立たされている。一月にはチェルシーより加入した、スペイン代表FWジエゴ・コスタが戦列に加わり、ますます厳しいポジション争いを強いられることになりそうだ。

 また、トーレスとアトレティコ・マドリードの契約は2018年の6月までだ。それに伴い、移籍金が発生する来年1月にクラブは同選手を放出するのではないかとの噂も囁かれている。

 トーレスは記者団に対し、移籍の噂を否定し、アトレティコ・マドリードへの忠誠を誓っている。

「どのクラブも自分に対して、こんなに良くしてはくれなかった。僕が出来ることはただ、チームのために全力でプレーすることだけなんだ。これから数年はこのチームに留まりたいというのが、僕の考えだよ」

 加えて、トーレスはアトレティコ・マドリードがリーグ戦の優勝候補の一角に挙げられていることについて言及し、自信を覗かせた。

「次の4、5か月後の順位表を見ればわかることだろう。リーガには厳しい争いが待ち受けている。どうなるかは分からない。ただ、僕たちはどんなクラブが相手でも、勝てると思っているよ」

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