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バルサ、コロンビア代表の若手DFを冬に獲得か…W杯同組の日本も要注意

2017.12.13

バルセロナが獲得を狙うミナ [写真]=Getty Images

 バルセロナは、今冬の移籍市場でコロンビア代表DFジェリー・ミナを獲得することに決めたようだ。12日付のスペイン紙『アス』が伝えている。

 現在、リーガ・エスパニョーラで首位に立つバルセロナは、センターバックに不安を抱えている。フランス代表DFサミュエル・ユムティティはハムストリングの負傷で長期離脱中。さらに、“3番手のセンターバック”であるアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノは今冬にも移籍する意思を表明している。今シーズンはここまで、彼らにスペイン代表DFジェラール・ピケとベルギー代表DFトーマス・ヴェルマーレンを加えた4選手でポジションをやり繰りしてきたが、後半戦に向けて、選手層が手薄になる可能性が浮上している。

 そこでバルセロナが白羽の矢を立てたのがミナだという。ブラジルのパルメイラスに所属する同選手は1994年生まれの23歳。ポジショニングに優れた守備力の高いDFであり、両足を同じレベルで扱えることからビルドアップも得意とする。また、195センチの長身を活かしたセットプレーの強さにも定評がある。スピードにやや難があるとされるものの、2016年にはブラジル全国選手権のベストイレブンと最優秀DFの個人2冠を達成。同年6月にデビューを飾ったA代表ではここまで9試合に出場して3得点を記録しており、2018 FIFAワールドカップ ロシアのメンバー入りも確実視されている逸材だ。

 報道によると、バルセロナはミナを優先的に獲得できる契約をすでに締結済みだという。当初は来年夏の正式加入を予定していたが、ユムティティの負傷とマスチェラーノの退団希望によって状況が一変。クラブの上層部はミナを前倒しして獲得することを決めたようだ。なお、移籍金は900万ユーロ(約12億円)だと伝えられている。

 ロシアW杯の初戦でコロンビア代表と対戦する日本代表にとっては、実際にピッチ上で対峙する可能性もあるミナ。果たして、来年1月からバルセロナの“青とエンジ”のユニフォームに袖を通すことになるのか。今後の動向に注目が集まる。

(記事/Footmedia)

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