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柴崎、スペイン2強から衝撃ゴール…現地紙「レアルの次はバルサを打ちのめす」

2017.09.17

バルサ相手にスーパーゴールを決めた柴崎岳 [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 ヘタフェに所属する日本代表MF柴崎岳が、16日に行われたリーガ・エスパニョーラ第4節のバルセロナ戦に先発出場し、スーパーゴールを叩き込んだ。39分、右サイドからのクロスを味方FWがヘッドでつないだところを、ダイレクトで左足を一閃。強烈なボレーシュートをゴール右上隅に突き刺し、ホームの観衆を沸かせた。

 これでスペイン2強のレアル・マドリードとバルセロナから、それぞれゴールを奪った初の日本人選手となった。柴崎は当時鹿島アントラーズに所属していた昨年12月に、FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2016決勝のレアル・マドリード戦で2ゴールを挙げて、世界にその名を轟かせた。そして今回、バルセロナを相手に衝撃的なゴールを決め、現地メディアもこぞって取り上げている。

『マルカ』紙は、クラブワールドカップで柴崎が「2ゴールでレアル・マドリードを苦しめた」ことを踏まえ、「ガク・シバサキ、今度はバルサ」とのタイトルで伝えた。

 バルセロナに本部を構える『La Vanguardia』紙は「シバサキがレアルの次はバルサを打ちのめす」とのタイトルで報道。「レアル・マドリードから2得点を挙げたことで、欧州でも知られ始めた」と同じくクラブW杯での活躍を引き合いに出しつつ、今回のゴールで「ガク・シバサキはリーガ・エスパニョーラで名声を得始めている」と評価した。

 また、『アス』紙によると、柴崎はリーガ1部で得点した6人目の日本人選手となった。これまで城彰二氏(バジャドリード/通算2ゴール)、大久保嘉人(マジョルカ/通算5ゴール)、家長昭博(マジョルカ/通算2ゴール)、清武弘嗣(セビージャ/通算1ゴール)、乾貴士(エイバル/通算6ゴール)が得点を記録していた。

 なお、バルセロナは今シーズン開幕からリーグ戦3試合連続で完封勝利を収めていたが、柴崎のスーパーゴールによって初失点を喫した。さらに、昨シーズンの最終節ではエイバルの乾に2得点を決められていたため、日本人選手に連続でゴールを許す形となった。

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