バルセロナの強化担当を務めるロベルト・フェルナンデスSD(スポーツ・ディレクター)が、今夏の移籍市場における選手補強について語った。クラブの公式HPが28日にコメントを伝えている。
今夏の移籍市場でブラジル代表FWネイマールがパリ・サンジェルマンへ移籍し、2億2200万ユーロ(約288億1000万円)もの移籍金を得たバルセロナ。ブラジル代表MFパウリーニョやポルトガル代表DFネルソン・セメド、そしてフランス代表MFウスマン・デンベレを獲得したが、フェルナンデスSDはさらなる選手補強を目指していると明言した。
28日にデンベレの加入会見に同席したフェルナンデスSDは「我々はあと1人か2人の選手を補強できるように動いている」とコメント。獲得の可能性を取り沙汰されてきたニースのコートジボワール代表MFジャン・セリについては、加入を否定した。
「優先順位としては(セリとは)違うポジションの選手だ。必要としている選手、補強したいポジションについては良く理解している。最後まで待つ」
フェルナンデスSDは具体的な名前への言及は避けている。補強候補として報じられているのはリヴァプールのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョらだが、果たして残りの移籍期間でさらなる選手獲得は実現できるだろうか。