ドルトムントのスポーツディレクター(SD)を務めるミヒャエル・ツォルク氏は、フランス代表MFウスマン・デンベレのバルセロナ移籍話に何も進展がないことを明かした。7日付のイギリス紙『デイリーメール』が報じている。
バルセロナは、ブラジル代表FWネイマールがパリ・サンジェルマンに移籍したことで手にした2億2000万ユーロ(約290億円)の資金で、ネイマールの後釜を獲得することを画策していると見られている。ネイマールの代役候補の1人として名前が挙がっている選手がデンベレであり、バルセロナは9000万ユーロ(約117億円)を用意して獲得を狙っていると報じられてきた。
しかし、ツォルク氏は「(デンベレが)バルセロナと個人合意したという報道を見たが、そのような話は全く聞いていない。バルセロナからデンベレの獲得に関する具体的な話はクラブに届いていないよ。このような噂話はよくあることだ」とコメントし、現段階でバルセロナから具体的なオファーが届いていないことを明かした。
デンベレ自身がバルセロナでのプレーを希望しているとの報道も行われていることから、今後のバルセロナの動き次第では同選手の移籍の可能性もあるだろう。しかし、現段階ではデンベレのバルセロナ加入はまだ具体的な段階に達していない模様だ。