パリ・サンジェルマンのアンテロ・エンリケスポーツディレクターは、ネイマールに最終決断を求めて電話をしたという。フランススポーツ紙『レキップ』が伝えている。
今夏に飛び出した大型移籍話は日を追うごとに様々な情報が浮かんでは消え、メディアは選手の発言を今か今かと待ち望んでいる。そんな渦中のブラジル代表FWネイマールはスペイン代表DFジェラール・ピケがSNSで「彼は残る」と発したメッセージに対して、明確な返答を未だに明らかにしていない。
近年、移籍市場で急速に力をつけ欧州のトップクラブの仲間入りを果たそうとしているパリ・サンジェルマンは、ネイマールを受け入れるためにすべての準備を整えたと会見で述べた。
このブラジル人“クラック”はバルセロナとの契約が2021年まで残っている。だが26日付けの『レキップ』紙によれば、パリ・サンジェルマンは遅くとも来週までに2億2200万ユーロ(約289億円)の移籍金を支払ってネイマールとサインすることを望んでいるとした。
また、すでにパリ・サンジェルマンの監督を含むテクニカルスタッフはネイマールと話をして加入を歓迎していると、スペインラジオ局『カデナ・セール』が伝えている。
次にネイマールが公の場に出るのはレアル・マドリードとのエル・クラシコ前日である28日、マイアミで行われるナイキの発表会。世界中のメディアがこぞってアメリカへ訪れるだろう。バルセロナのアイコンとして定着しているスーパースターは果たして、花の都へと活躍の場所を移すのだろうか。答えは彼のみぞ知る。
(記事提供:ムンド・デポルティーボ日本語版)