退団報道が出ているC・ロナウド [写真]=Real Madrid via Getty Images
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリードを去る可能性が浮上している。そしてこの退団報道に際して、C・ロナウドの代理人であるジョルジュ・メンデス氏がパリ・サンジェルマンと密会していたことが明らかになった。
現在32歳のC・ロナウドは先日、1300万ポンド(約18億円)の脱税容疑をかけられていた。当人は、この事件にまつわるメディアの報道に嫌気がさしている模様で、今夏のレアル・マドリード退団を想定しているという。
もし仮にC・ロナウドがレアル・マドリードを去る場合、パリ・サンジェルマンが有力な移籍先だと報じた同メディア。豊富な資金力で、近年様々なスーパースターを獲得してきたパリ・サンジェルマン。チャンピオンズリーグ(CL)決勝の会場になったカーディフで試合の2週間前、C・ロナウドの代理人であるジョルジュ・メンデス氏とパリ・サンジェルマンの会長であるナセル・アル・ケライフィ氏が話し合っていた。
同メディアによると、メンデス氏とケライフィ氏は6月3日に行われたCL決勝戦の午後も二人で会っていたとされ、2時間ほど会合した模様。メンデス氏はフランスのクラブに近年関心があり、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアをパリ・サンジェルマンに移籍させた実績もある。また今夏には、ポルトガル代表DFペペの国外移籍も画策しているとされている。
パリ・サンジェルマンはここ数年、C・ロナウドの獲得を目指しており、様々なメディアで取り上げられている。昨夏は元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチをマンチェスター・Uに放出、今シーズンのリーグ優勝を果たせずにいた。よって今夏の移籍市場ではスーパースターの獲得に大枚をはたくことを躊躇しない。C・ロナウドが移籍するとしたらマンチェスター・Uだろうというのが多くのメディアの推測、事実マンチェスター・UはC・ロナウドをレアル・マドリードへ放出してからも同選手の復帰に力を入れた過去がある。しかし、マンチェスター・Uの指揮官であるジョゼ・モウリーニョ監督はC・ロナウドのために一からチームを作り直すことを考えていないだろうと予測した同メディア。
また、同じくレアル・マドリードに所属するウェールズ代表FWギャレス・ベイルもマンチェスター・Uの補強リストに名前が掲載済みで、若いベイルの方が可能性があるだろうとした。
動き始めたC・ロナウド退団騒動は果たして、どのような結末を迎えることになるだろうか。
By サッカーキング編集部
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