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レアル加入間近の19歳アラベスDF、性的暴行の疑いで事情聴取

2017.06.06

今シーズンアラベスで活躍したT・エルナンデス [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードへ移籍間近と報じられていたアラベスのU-20フランス代表DFテオ・エルナンデスが、性的暴行の疑いで事情聴取を受けていたことが判明した。スペイン紙『アス』が報じている。

 事件はスペインの人気リゾート、マルベーリャにあるナイトクラブの駐車場で起きたという。記事によると、T・エルナンデスは20歳の女性と過ごしており、車に鍵を取りに行かなければならないと伝えて2人でクラブを出たようだ。その後、同選手は女性に対して車内で性的な関係を求めたものの、女性はこれを拒否。制止するよう訴えたが、同選手はその声を無視しつづけ、しまいには車から女性を放り出したという。

 その影響で女性は膝を負傷し、病院に向かったと報じられている。女性の証言には矛盾しているところもあったと見られており、T・エルナンデスは警察から事情聴取を受けたものの、その後は釈放されたようだ。

 レンタル先のアラベスで今シーズン32試合に出場し、ブレイクを果たしたT・エルナンデス。5月8日にレアル・マドリードのメディカルチェックを受けたと報じられ、加入間近と見られていた。しかし今回の騒動以外にも、ポーランドで開幕するU-21欧州選手権に向けて合宿を行う代表チームに合流する予定になっていたものの、無断欠席して南国のビーチで休暇を楽しんでいることが発覚するなど、“お騒がせ”の印象が否めない。

 今年2月にはアトレティコ・マドリードに所属する兄のDFリュカ・エルナンデスも、元恋人に暴力を振るったとして31日間の社会奉仕活動を命じられていた。

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