バルサとレアルが手を組んだ! とあるプロジェクトで強力タッグが実現

レアル バルサ

協力関係になったレアル・マドリードとバルセロナ [写真]=Pep Morata MD

 この度、スペインの2大ビッククラブであるバルセロナとレアル・マドリードがついに手を組んだ。

 バルセロナとレアル・マドリードの選手が、スペインの金融機関「ラ・カイシャ」と通信事業「テレフォニカ」の財団が推進する世界の教育格差減少を目的とするプロジェクト「プロフトゥロ」に参加した。

「世界こどもの日」がきっかけとなり発足したこのプロジェクトは、「学校へ行くこと、努力を重ねること、適切な教育を受けること、夢を叶えて個人・職業レベルでもより良い未来を実現するための能力を身に着ける大切さを子供たちに教え、最終的には貧困を解決すること」を目的としている。

 バルセロナからは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツ、アルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノ、スペイン代表MFセルジ・ロベルトが参加。

 レアル・マドリードからは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、スペイン代表DFセルヒオ・ラモス、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス、スペイン代表FWルーカス・バスケス、スペイン代表MFマルコ・アセンシオが参加した。

「私たちの人生で最も大切な試合」というテーマのもと、こどもの就学が難しい地域であるアフリカ、ラテンアメリカ、東南アジアの貧困地域に住むこどもたちに質の高い教育を受けさせ、世界の教育格差を減らすことをゴールに定めている。

 両クラブの選手が同プロジェクトに参加することは、同財団と結んでいるスポンサー契約内に定められている。

(記事提供:ムンド・デポルティーボ日本語版

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