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レアルOBフィーゴがジダン監督にエール「この先何年も続けてほしい」

2017.05.24

現役時代のジダン(左)とフィーゴ(右) [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードのOBで元ポルトガル代表MFのルイス・フィーゴ氏が、スペインのラジオ局『カデナ・セール』のインタビューに応じ、同クラブを5シーズンぶりのリーグ優勝に導いたジネディーヌ・ジダン監督や3連覇を逃したバルセロナについて語った。23日付のスペイン紙『アス』が伝えている。

 2000年代前半にジダン監督とともに“銀河系軍団”と呼ばれたチームの主力を務めたフィーゴ氏は、かつての同僚がレアル・マドリードの監督を務めていることについて、「当時、チームメイトだった私は、ジダンがこの職業を選ぶとは思ってもいなかったよ」とコメント。ただ、その手腕については「完璧にフィットしているし、これ以上ない最高の仕事をしている」と絶賛した。そのうえで、「友人として、この先何年も続けてほしいね」と語り、長期政権を築いてほしいとエールを送った。

 一方、2000年夏にレアル・マドリードへの“禁断の移籍”を実行するまで在籍したバルセロナについては、「良いシーズンを過ごしていたし、最高のフットボールを見せた時もあった。そうでない時もあったけれどね」と一定の評価を与えている。また、本来のポゼッションサッカーが見られなくなっているという声があることに対しても、「彼らのプレースタイルが大きく変化したとは思っていない」と自身の見解を示した。

 なお、最後に今後のキャリアについて聞かれたフィーゴ氏は、「メディアは好きではないので、コメンテーターの仕事は選択肢にない。今は、中国やアメリカ、インドでいくつかのプロジェクトを抱えているんだ。ただそれは、マネジメントや経営に近い仕事で、グラウンドに立つことはないよ」とコメント。解説や指導者といった職業に関心はなく、あくまで運営側の人間としてサッカー界に従事していくと宣言している。

(記事/Footmedia)

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