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ジダン監督、レアル史上2人目の快挙…選手と監督、両方の立場でCL&リーガ制覇

2017.05.22

リーガ優勝が決定し選手たちから祝福されるジダン監督 [写真]=Getty Images

 リーガ・エスパニョーラ第38節が21日に行われ、レアル・マドリードは敵地でマラガに2-0で勝利。この結果、2011-12シーズン以来、5年ぶり33回目のリーグ優勝を果たした。同クラブを率いるジネディーヌ・ジダン監督は、今回の優勝によって新たな偉業を達成したようだ。21日付のスペイン紙『アス』が報じている。

 ジダン監督は昨シーズン、チャンピオンズリーグ(CL)を制覇。選手時代の2001-02シーズン以来、自身2回目の優勝を果たした。選手と監督の両方の立場でCL優勝を成し遂げたのは、史上7人目のことだった。さらに今回、ジダン監督はリーガ・エスパニョーラでも、選手と監督の両方の立場で優勝を達成。選手時代の2002-03シーズン以来、自身2回目の優勝を果たした。

『アス』によると、リーガ・エスパニョーラとCLの2つの大会を選手と監督の両方の立場で制したのは、元スペイン代表MFのミゲル・ムニョス氏に次いで、クラブ史上2人目のことになるという。同氏はレアル・マドリードの選手として、リーガ・エスパニョーラを4度、CLの前身にあたる欧州チャンピオンズカップを3度制覇。さらに、同クラブの指揮官として、リーガ・エスパニョーラを9度、欧州チャンピオンズカップを2度制覇した。

 ムニョス氏は、スペインの最優秀監督賞の名称にもなっており、スペインサッカー界のレジェンドとして知られている。昨年1月にレアル・マドリードの指揮官に就任したジダン監督は、トップチームでの監督キャリアは2年にも満たないが、今回の優勝で早くもレジェンドの仲間入りを果たしたことになる。

 偉業を達成したジダン監督が次に目指すのは、現名称になってから史上初となるCL連覇。6月3日に行われるユヴェントスとの決勝戦を制し、新たな歴史を作ることができるだろうか。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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