逆転優勝を目指すエンリケ監督 [写真]=Getty Images
バルセロナの指揮官であるルイス・エンリケ監督がリーガ・エスパニョーラ最終節のエイバル戦を前にコメントを残した。20日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
エンリケ監督はリーガ逆転優勝の可能性について「優勝のために困難な状況であることは間違いない。だからこそ、我々は目の前の試合に集中するだけだ。この状況を打開するには勝利が絶対条件だからね。仮に優勝することができればとてもファンタスティックだ。でも、優勝を逃したらチャンピオンであるレアル・マドリードを祝福するつもりだ。それが私の監督としてのポリシーだからね」とコメントした。
また、エンリケ監督は対戦相手であるエイバルについて「今シーズンのエイバルは素晴らしいシーズンを過ごしているね。決して楽な試合にはならないだろう。勝利を求めて全力で戦うつもりだ」と自身の見解を述べた。
最後に、今シーズン限りでの退任が決まっているエンリケ監督は、エイバル戦がバルセロナの本拠地であるカンプ・ノウで指揮を執る最後の試合になることに関して「3シーズンという短い期間だったがバルセロナの監督としてカンプ・ノウで指揮を執る日々は素晴らしいものだった。来シーズン以降はファンとしてカンプ・ノウに訪れたいと思う。」とコメントした。
バルセロナは現在、首位レアル・マドリードと勝ち点3差の2位に位置している。最終節のエイバル戦に勝利して奇跡の逆転優勝を成し遂げることはできるだろうか。