勝利を喜ぶイスコ(右) [写真]=Getty Images
26日に行われたリーガ・エスパニョーラ第34節、レアル・マドリードはアウェイでデポルティーボに6-2で勝利した。
レアル・マドリードは同試合、故障中のポルトガル代表DFペペと、出場停止のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが不在のセンターバック以外、ほぼ全てのポジションでローテーションを採用。ブラジル代表DFマルセロを除き準レギュラーが揃ってスタメンに並ぶ中、開始わずか1分のスペイン代表FWアルバロ・モラタの先制点を皮切りに大量6ゴールを挙げ、デポルティーボに貫録勝ちした。
この結果、23日にホームで行われた“クラシコ”で、バルセロナに2-3で惜敗したショックを払拭したレアル・マドリード。持ち前のテクニックを駆使して攻撃陣を自在に操ったうえ、自らも1ゴールを決めたスペイン代表MFイスコが、試合後のインタビューで喜びの声を上げた。
「個々のプレーにおいても連係プレーにおいても、チーム全体として完璧に近い試合だった。それはスコアにも表れている。個人的にも今はキャリア最高の状態にあると言ってもいい。非常に気分良くプレーできており、ピッチ上の全てに満足している。これだけレベルの高いチームメイトがいれば、何事も簡単に行くものだ」
イスコはまた、チームの選手層の厚さを強調すると共に、主力と遜色のない働きを見せていることへのプライドを垣間見せた。
「これがレアル・マドリードのようなクラブの偉大さだ。このチームには23人のレギュラーがいる。それはスタメンの変更があった時に分かる。チームにとって重要なのは、誰がプレーしたとしても、その影響を感じさせないことだ。僕らには世界屈指の戦力がある。どのチームにもベストメンバーは存在するが、鍵となるのはそれ以外の選手が出場した時でも良い試合ができることだ」