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メッシの通算500ゴールでロスタイムに失点…レアル史上初の屈辱とは

2017.04.24

通算500得点を達成したFWメッシ [写真]=Getty Images

 23日に行われたリーガ・エスパニョーラ第33節で、レアル・マドリードバルセロナに2-3で敗戦。伝統の一戦“エル・クラシコ”で、今シーズンのリーグ戦ホーム初黒星を喫した。この結果、同クラブは1試合未消化があるとはいえ、バルセロナと勝ち点「75」で並び、直接対決の成績(1分1敗)によって首位の座を明け渡すこととなった。

 激闘が繰り広げたこの一戦に決着をつけたのは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシだった。33分に1-1とする同点ゴールを記録していたメッシは、2-2で迎えた後半アディショナルタイムにも決勝ゴールをマーク。バルセロナに劇的な勝利をもたらした。

 一方、レアル・マドリードは、メッシの決勝ゴールによってクラブ史上初の屈辱を味わうこととなったようだ。リーガ・エスパニョーラのあらゆるデータを網羅するスペシャリストとして知られるミスター・チップ氏によると、レアル・マドリードが本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのリーグ戦で、後半アディショナルタイムの失点によって敗れるのはクラブ史上初のことだったという。

 なお、この敗戦によって、ジネディーヌ・ジダン監督は2016年1月のレアル・マドリード監督就任以降、クラシコ3戦目にして初黒星を喫することとなった。対照的に、今シーズン限りでの退任を発表しているルイス・エンリケ監督は、サンティアゴ・ベルナベウで行われたリーグ戦のクラシコ2連勝を達成。バルセロナの指揮官としては、ジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・C)以来、史上2人目となる快挙を達成している。

 メッシの決勝弾はバルセロナでの公式戦通算500ゴール達成となる節目の得点だったが、両クラブの明暗を大きく分けることとなった。

(記事/Footmedia)

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