サポーターからの声援に応えるメッシ [写真]=Getty Images
23日のリーガ・エスパニョーラ第33節で伝統の一戦“クラシコ”が行われ、バルセロナはレアル・マドリードに3-2で勝利。タイトル争いを繰り広げるライバルとの重要な一戦を制し、逆転優勝に望みをつないだ。後半アディショナルタイムに劇的な決勝点を決めたバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに、チームメイトが称賛を送っている。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
メッシは33分に同点ゴールを挙げただけでなく、2-2で迎えた後半アディショナルタイムには土壇場で決勝ゴールをマークし、勝利の立役者となった。さらに、この劇的な得点でバルセロナでの公式戦通算500ゴールを達成。その偉業を絶賛する声が相次いでいる。
チームを率いるルイス・エンリケ監督は「メッシは家でディナーを食べているときでさえ決定力がある」と冗談を交えながら、「バルセロナには素晴らしい歴史があるが、その歴史はメッシによって支えられているといっても過言ではない」と絶大な信頼を寄せていることを明かした。
さらに今シーズンここまでのリーガ・エスパニョーラで31試合に出場し、24得点、14アシストと、メッシ同様に攻撃をけん引するウルグアイ代表FWルイス・スアレスは試合後、自身のツイッターにメッシとの2ショットを掲載。「史上最高の選手とともに」と記し、チームメイトの活躍を褒め称えている。
The team was great! Everybody's effort was SPECTACULAR 💪🏻💪🏻💪🏻💪🏻
With the best player in HISTORY 💯💯💯💯💯
Congratulations my friend !!!!! pic.twitter.com/0o0oja9PPF— Luis Suarez (@LuisSuarez9) April 23, 2017
また、メッシと並び、バルセロナの象徴的存在としてサポーターから愛されるスペイン代表MFアンドレス・イニエスタは「メッシの本当に素晴らしいところは、何年経っても人々を魅了し続けること」とコメント。「クラブにとって、彼のような選手がいてくれることは天からの恵みだと思う」と最大級の賛辞を送った。
貴重な勝ち点3を手にしたバルセロナは、1試合未消化のレアル・マドリードと勝ち点「75」で並び、得失点差で暫定ながら首位に返り咲いた。レアルは次節、26日にアウェイでデポルティーボと、バルサは同日にオサスナとホームで対戦する。