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敵将・ジダン監督、2ゴールのメッシを称賛「彼を祝福しなければ」

2017.04.24

レアルのジダン監督(右)が2ゴールのメッシ(左)に言及した [写真]=Getty Images

 23日に行われたリーガ・エスパニョーラ第33節で、レアル・マドリードバルセロナとの“エル・クラシコ”に臨んだ。2-2で迎えた後半アディショナルタイム、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシに決勝ゴールを許し、ホームで2-3と敗れた。

 ホームで痛恨の敗戦を喫したレアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が、心境を明かした。クラブの公式HPがコメントを伝えている。

 ジダン監督は「試合総括としては、我々は得点を挙げて勝負を決めるだけのチャンスがあった。そういう意味で、少し落胆している。多くのチャンスを迎えながらも得点していないからね」と決定機逸を悔やみつつ、「バルセロナは良いプレーをして相手にダメージを与える術を知っている」と、コメントした。

 バルセロナと勝ち点「75」で並ばれたとはいえ、レアル・マドリードは1試合未消化。優勝争いで優位に立っていることに変わりはない。ジダン監督は「この敗戦によって、ひどいことになるとは思わない。そう考えるのなら、私は明日にでも指揮をやめるよ」と語り、「状況はまだ、我々次第なんだ。最後までポジティブにやっていく」と前向きな姿勢を強調した。

 そしてジダン監督は、2ゴールを挙げたメッシにも言及。「彼を祝福しなければいけないね。ただ、それだけだ。彼はいくつかのチャンスを得て、ゴールを決めた。とはいえ、このことによって我々がシーズン終盤に何かを変えるということはない」と称賛しつつ、今後の戦いに目を向けて「我々のスタイル、アイディアが変わることはない」とコメントしている。

 レアル・マドリードの次戦は26日、敵地でのデポルティーボ戦。中2日で迎える一戦、しっかりと勝利を収めることはできるだろうか。

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