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ベイル、反対押し切り強行出場で再負傷…ジダン監督「後悔はない」

2017.04.24

バルセロナ戦の前半途中に負傷交代となったベイル(中央) [写真]=Real Madrid via Getty Images

 23日に行われたリーガ・エスパニョーラ第33節で、レアル・マドリードバルセロナとの“エル・クラシコ”に臨み、2-3と敗戦。後半アディショナルタイムに決勝ゴールを許し、ホームで痛恨の黒星を喫した。

 同試合では、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルが先発メンバーに復帰。しかし同選手は前半途中で負傷し、39分にスペイン代表MFマルコ・アセンシオとの交代を余儀なくされた。ベイルについてスペイン紙『アス』は、レアル・マドリードのメディカルチームが起用に反対していたと伝えている。

 ベイルは今月12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグのバイエルン戦で右足ふくらはぎを痛め、59分に交代。15日のスポルティング・ヒホン戦と18日のCL準々決勝セカンドレグは欠場していた。バルセロナ戦の出場も危ぶまれていたが、先発出場。しかし、再び負傷して交代することとなった。

 同紙によると、ベイルの負傷はレアル・マドリード加入後17回目。クラブのメディカルチームは、同選手のバルセロナ戦での起用に否定的な見解を示していたが、本人は復帰を目指してトレーニングに打ち込んだという。そしてジネディーヌ・ジダン監督も、メンバー招集と先発起用を決断した。

 結果的には強行出場が裏目に出てしまったが、レアル・マドリード公式HPによると、ジダン監督は「私は後悔していない。彼はプレーしたがっていたから、それは残念だ。このような状況はコントロールできない。明日、彼のケガがどんなものか調べるが、程度が軽いものであることを願っている」とコメントしている。

 未消化分も含め、リーガ・エスパニョーラは残り6試合。CLでは準決勝の戦いを控えている。シーズン終盤、ベイルが再び離脱を強いられることとなればレアル・マドリードにとっては痛手だが、負傷状況はどのようなものだろうか。なおレアル・マドリードの次戦は26日、敵地でのデポルティーボ戦を控えている。

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