クラシコに挑むバルセロナのルイス・エンリケ監督 [写真]=VI Images via Getty Images
23日のリーガ・エスパニョーラ第33節で、2位・バルセロナは首位を走るレアル・マドリードと対戦する。バルセロナを率いるルイス・エンリケ監督の試合前コメントを、スペイン紙『マルカ』が伝えた。
バルセロナは現在1試合消化の少ないレアル・マドリードに勝ち点3差をつけられている。これ以上引き離されればリーグ3連覇はかなり厳しくなるため、是が非でも勝ち点3を奪いたいところだ。
そんな同クラブだが、目下の話題はブラジル代表FWネイマールの出場可否について。スペインサッカー連盟(RFEF)は20日、バルセロナによる出場停止処分への異議申し立てを却下した。これを受けて同クラブはスペインのスポーツ裁定審議会(TAD)に上訴したが、TADの裁定はまだ下されていない。裁定が保留となっている間はネイマールに対するRFEFの処分が無効になるというのがバルセロナの考えだ。ネイマールがメンバーに帯同するとも報じられている。
これを受けてルイス・エンリケ監督は「私の考え方は問題ではない」とコメント。さらに「私はネイマールがいてもいなくても試合をする準備ができているよ」と続け、明言は避けたものの起用に踏み切る可能性を示唆している。
「多くの点でスペシャルな試合だ。我々の今シーズンでの立ち位置もあるし、永遠のライバルと現在のリーグを引っ張る存在を我々が演じているからね」と同監督はこの試合の位置づけを説明。その重要性を語った。
「我々にとってこの試合がファイナルであることは疑いようがない」。エンリケ監督はこう話し、不退転の決意で大一番に臨む。果たしてバルセロナは、伝統の一戦“エル・クラシコ”を制して逆転優勝への足掛かりとすることができるだろうか。
By サッカーキング編集部
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