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2得点のイスコ「これこそがレアル・マドリードのスピリットだ」

2017.04.17

勝利の立役者となったMFイスコ [写真]=Getty Images

 15日に行われたリーガ・エスパニョーラ第32節、レアル・マドリードはアウェイでスポルティング・ヒホンに3-2で勝利し、2位バルセロナと3ポイント差の首位の座を守った。

 チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグのバイエルン戦および次節のバルセロナ戦を控えたこの試合、エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に大半の主力を温存したレアル・マドリード。降格圏内に沈むスポルティング・ヒホンに大苦戦を強いられたが、スペイン代表MFイスコがチームの危機を救った。

 試合を通じて攻撃陣を牽引したイスコは、先制点を失ってから3分後の17分には同点弾、50分のスポルティング・ヒホンに59分のレアル・マドリードと両者1点ずつを決めて迎えた90分には決勝弾と、抜群のテクニックから2ゴールを挙げてチームに3ポイントをもたらした。

 試合後のインタビューに応じたイスコは、貴重な勝利を喜ぶと共にレアル・マドリードの勝負強さを強調した。

「本当に価値のある勝利だった。かなり難しい試合になると思っていたが、僕達はするべきプレーができていなかった。だが、これまで何度も見せて来た通り、絶対に最後まで勝利を諦めない姿勢を示すことができた。これこそがレアル・マドリードのスピリットだ」

 イスコはまた、自身のプレーを振り返りながら、逆転勝利の立役者になれた事に満足感を表した。

「1点目は喜ばなかった。なぜなら、負けている所を追い付いただけだったからだ。だが、2点目は喜んだ。なぜなら、そうするだけのゴールだったからだ。今日がキャリアで最高のパフォーマンスだったかどうかは分からない。それは貴方達が意見すればいい。いずれにしても、僕はピッチに立てばチームのために最善を尽くそうと努めており、今日は決定的な仕事をする幸運に恵まれたという事だ」

 一方、今シーズン一杯での退団や宿敵バルセロナへの禁断の移籍も囁かれている事について聞かれたイスコは、「最終的にクラブも自分も正しい決断を下すことになる」としながらも、でっち上げの報道にうんざりしていることを漏らした。

「僕は世界最高のチームにいる。レアル・マドリードを超えるチームはない。ここに居られる幸運を実感しているし、レアル・マドリードでずっとプレーしたいと言って来た。もっと多くの試合に出場したいと思うのは、選手なら当然の事だ。しかし、マスコミはお金儲けのために人の言葉をねじ曲げて伝える。世の中にはお喋りが多いが、僕はピッチでのプレーで語るまでだ」

By WOWOW

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