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バルサに暗雲、ネイマールに3試合の出場停止処分…クラシコ欠場へ

2017.04.13

出場停止処分が科されたFWネイマール [写真]=Getty Images

 リーガ・エスパニョーラ3連覇を目指しているものの、宿敵レアル・マドリードの後塵を拝しているバルセロナが、攻撃陣を牽引して来たブラジル代表FWネイマールを欠いての戦いを強いられることとなった。

 スペイン・サッカー連盟(RFEF)は11日、3日前に行われたリーガ・エスパニョーラ第31節のマラガ戦で2度の警告により退場したネイマールに対し、3試合の出場停止処分を科したことを発表した。

 格下のマラガにアウェイで0-2と痛恨の黒星を喫したこの試合、ネイマールは、27分にはFKを蹴ろうとする相手の目の前でスパイクの紐を結び、プレーを妨害したとして1枚目のイエローカードを貰った。さらに、65分にはボールを奪われた相手に対して激しいタックルを見舞い、2枚目のイエローカードを提示されて退場処分を受けた。そして、これを不服としたネイマールは、ピッチを退く際に第4審判に向けて皮肉とも取れる拍手を送るという問題行為を起こした。

 そして、この一連の事態を精査したRFEFの競技委員会は、退場処分に対して1試合、審判団を侮辱したとして2試合、合計3試合の出場停止処分をネイマールに科した。

これによりネイマールは、15日に行われる第32節のレアル・ソシエダ戦、23日に行われる第33節のレアル・マドリード戦、26日に行われる第34節のオサスナ戦に欠場することとなった。バルセロナは今後ただちに異議申し立てを行うと見られているが、訴えが認められなかった場合、レアル・マドリードとの伝統の一戦“クラシコ”にネイマール不在で臨まなければならず、逆転優勝に向けて一段と暗雲が漂うことになる。

バルセロナは、11日にはチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグでもアウェイでユヴェントスに0-3で完封負けを喫しており、2つの大会で窮地に追い込まれる形となってしまった。

By WOWOW

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