肋骨を骨折してしまったDFペペ [写真]=Getty Images
8日に行われたリーガ・エスパニョーラ第31節、ホームにアトレティコ・マドリードを迎えた首都決戦に1-1のドローに終わったレアル・マドリードが、この大一番でチーム唯一のゴールを挙げたポルトガル代表DFペペを失うという痛手に見舞われた。同クラブは同日、ペペが左の第7および第8肋骨を骨折したことを発表した。
この試合、52分に右からのFKに頭で合わせて先制点を決めたペペだが、67分にゴールをアシストしたドイツ代表MFトニ・クロースと交錯した際に胸部を強打して退場。報道陣を前に「もの凄く痛い」と漏らしていたが、試合直後に行われた精密検査により肋骨が2本折れていることが判明した。
クラブは回復に要する期間を公表していないものの、ペペは4週間前後の戦線を離脱すると見られており、12日および18日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のバイエルン戦や23日に行われる第33節のバルセロナ戦といったビッグマッチに欠場することが確実となった。
なお、レアル・マドリードは現在、フランス代表DFラファエル・ヴァランも左足ハムストリングの負傷により今月一杯欠場となる見込みのため、トップチーム所属のセンターバックがDFセルヒオ・ラモスおよびDFナチョ・フェルナンデスの両スペイン代表のみとなっている。
さらに、累積警告にリーチが掛かっているナチョは、バルセロナとの“クラシコ”で出場停止という最悪の事態を避けるためにも、次節のスポルティング・ヒホン戦ではイエローカードを貰わぬよう慎重なプレーが求められる状況となっている。
By WOWOW