エルデンセはバルセロナB相手に12失点での敗戦。試合終了を告げる笛が吹かれると、何人かの選手は涙を流していたと同時に、バルセロナBの選手に対してシャツ交換を求める者たちもいた。
そして試合が行われたミニエスタディのミックスゾーンでは、エルデンセの選手たちが言い争う声、そして叫び声が鳴り響いていた。
エルデンセの指揮官、フランシスコ・ルイス監督は、1人の選手交代も行わず、この試合に向き合うことすらしようとしなかったように見えた。試合後の記者会見にも姿を現すことはなかった。
エルデンセにとって、今シーズンは忘れたい1年間になったであろう。7人の監督交代、そして52人の選手を獲得し、未だデビューを飾っていない選手もいる。2015-16シーズンのエルデンセは、2部Bリーグにおいて、バルセロナBよりも上位の成績で終えていたが、今シーズンはその混乱から抜け出ることができず、気づくと最下位が指定席となり、4部降格への道を歩んでいた。
(記事提供:ムンド・デポルティーボ日本語版)