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ジダン監督がイスコ残留を切望「チームにとって重要な選手」

2017.04.03

アラベス戦で得点したイスコ [写真]=fotopress/Getty Images

 レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督が、移籍が噂されるスペイン代表MFイスコの残留を切望している。2日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えた。

 2日に行われたリーガ・エスパニョーラ第29節で、アラベスと対戦したレアル・マドリード。31分にフランス代表FWカリム・ベンゼマの得点で先制に成功すると、終了間際の85分にイスコ、88分にスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスのゴールで追加点を奪い、3-0で快勝を収めた。

 試合後に会見に臨んだジダン監督は、出場機会の少なさから退団を検討していると伝えられ、ライバルチームであるバルセロナへの“禁断の移籍”の可能性も報じられていたイスコについて「重要な選手」と語り、契約延長を望んでいると明かした。

「ぜひ契約を延長してほしい。彼もこのクラブで今後もプレーしたいと思ってくれているはずだ。私も彼のパフォーマンスには大変満足している。今日の試合でも得点だけでなく、他の選手との連携も素晴らしかった」。

 イスコは2013年7月にマラガから加入。今シーズンのリーガ・エスパニョーラでは23試合に出場して、7得点を記録している。レアル・マドリードとの契約は来年の6月末までとなっているため、今夏の移籍市場での動きに注目が集まっていたが、3月28日付けのスペイン紙『アス』によれば、5年から6年の契約延長で合意に近づいているという。

 さらにジダン監督は12日、18日のバイエルンとのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝、23日のバルセロナとの“クラシコ”など重要な試合が控える今月の戦い方について問われると「CLもリーグも優勝を目指す我々にとっては、全選手のパフォーマンスが大事になってくる」と答え「中でもイスコは期待に応える活躍を見せてくれる」と称賛を送った。イスコも試合後に「監督が与えてくれたチャンスを最大限生かしたいと思っていた」と語るなど、強固な信頼関係をアピールしていた。

 レアル・マドリードはリーグ戦で現在首位をキープしており、5日には第30節で17位のレガネスと対戦する。

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