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FIFAの厳しすぎるメッシへの処分…FIFA最優秀選手賞表彰式の欠席が背景か

2017.03.30

副審への侮辱的発言によりFIFAはメッシに4試合出場停止処分を下した [写真]=Getty Images

 FIFA(国際サッカー連盟)は、3月24日に行われた2018ワールドカップ・ロシア大会南米予選アルゼンチン対チリの試合で、アルゼンチン代表のリオネル・メッシが副審に対してファウルをめぐる判定に暴言を吐いたとして、28日に最大4試合となる出場停止処分を言い渡した。

 FIFAは、この試合で別の選手の暴力行為に対しては処分を行わず、メッシだけを出場停止にしている。この処分は不当でサッカー史に名を残すメッシの名声を汚すものである。

 メッシはアルゼンチン代表エドガルド・バウサ監督の下、代表で絶対的エースとなっており、出場した試合で83パーセントの勝率を記録している。2018年のロシアW杯がメッシにとって最後のワールドカップ(開催時31歳)になるといわれており、この出場停止処分はアルゼンチン代表を危機的状況に追い込んだ。

 メッシはピッチ内外で模範的な選手であり、審判に暴言を吐くようなことはしない。2016年12月に行われたリーガ第15節対オサスナ戦でのPK判定に対して、主審のフアン・マルティネス・ムヌエラ氏に相手選手のファウルではないと主審に申告した「フェアプレーの鏡」ともいえる人物だ。

 メッシとアルゼンチン代表の選手達は、チリ相手にコパ・アメリカ決勝で2015年と2016年の2度、ドイツ相手に2014ワールドカップ・ブラジル大会決勝で敗北しており、国際大会では深い傷を負ったままである。

 FIFAの一方的な処分の背景には、1月にチューリッヒで行われたFIFA最優秀選手賞表彰式に、メッシ、ルイス・スアレス、ジェラール・ピケ、アンドレス・イニエスタが欠席したことが関係しているのかもしれない。

 その他にも、リーガ第24節レアル・マドリード対ビジャレアル戦でのピケに対する処分(PK判定に対して『Twitter』で審判批判)や、2014年ワールドカップでのスアレスへの処分(相手選手に噛みつき半年間の出場停止)など、FIFAの特定人物に対する過度な権力の乱用が目立っている。

(記事提供:ムンド・デポルティーボ日本語版

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