メッシ(右)は2ゴール2アシストでチームを勝利に導いた [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第26節が4日に行われ、バルセロナとセルタが対戦した。
バルセロナは前節5連勝を収め、暫定ながら1試合未消化分を残すレアル・マドリードを抜いて首位浮上を果たした。だが、試合終了後にはルイス・エンリケ監督が今シーズン限りでの退任を発表。指揮官の有終の美を飾るため、このまま連勝をキープしていきたいところ。10位セルタをホームに迎えた今節は、スタメンにリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの“MSN”トリオらが入った。
バルセロナは立ち上がりから主導権を握ったが、19分にスアレス、メッシが立て続けにチャンスを迎えるが、シュートはいずれも右ポストに嫌われる。それでも24分、メッシが敵陣中央からドリブルを開始。DF2人をかわしてエリア手前中央まで持ち上がり、左足を振り抜くと、狙いすましたシュートはゴール左隅に決まった。
先制したバルセロナは40分、エリア内左へ飛び出したネイマールが、メッシからのスルーパスをダイレクトでループシュート。これが綺麗な軌道を描いてゴールへ吸い込まれた。バルセロナの2点リードで前半は終了した。
後半も勢いの止まらないバルセロナは57分、ネイマールからのマイナスの折り返しを受けたメッシがゴール前へ鋭いパスを供給。これを受けたラフィーニャのトラップは大きくなるが、エリア内左にいたイヴァン・ラキティッチが押し込んで、リードを3点に広げる。
61分には、左CKのショートコーナーから、メッシがジョルディ・アルバのスルーパスでエリア内左に抜け出し、中央へグラウンダーの折り返し。ゴール前に飛び出したサミュエル・ユムティティが合わせてゴールネットを揺らした。さらに直後の64分にも、右サイドを抜け出したメッシが、エリア内中央へ切り込んで左足シュートをゴール右に流し込んだ。
5ゴールで試合を決定づけたバルセロナは、その後もセルタの反撃を許さず、このままタイムアップ。5-0の大勝でリーグ戦6連勝を収めた。
バルセロナは8日にホームで行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでパリ・サンジェルマンと対戦。セルタは9日にヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦ファーストレグでクラスノダールをホームに迎える。
【得点者】
1-0 24分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
2-0 40分 ネイマール(バルセロナ)
3-0 57分 イヴァン・ラキティッチ(バルセロナ)
4-0 61分 サミュエル・ユムティティ(バルセロナ)
5-0 64分 リオネル・メッシ(バルセロナ)