ラス・パルマス戦で退場処分を受けたFWベイル(左) [写真]=Real Madrid via Getty Images
レアル・マドリードは1日、リーガ・エスパニョーラ第26節でラス・パルマスと対戦。試合後、ジネディーヌ・ジダン監督が同試合で退場処分を受けたウェールズ代表FWギャレス・ベイルについて言及した。同日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。
1-1で迎えた後半開始早々、ベイルがジョナタン・ビエラに後ろから執拗なチャージを見舞い、主審はイエローカードを提示。その直後にベイルとJ・ビエラが小競り合いとなり、最終的にJ・ビエラを突き飛ばしたベイルにレッドカードが提示された。
ジダン監督はベイルについて、「彼は謝ってきたよ。レッドカードを受けて辛い気分だろうが、起こってしまったことだ。こういったことは起こり得ることだからね」と、擁護した。
試合については「こういったゲームになってしまったのは事実だが、10人でなんとか引き分けに持ち込んだ。審判に言うようなことはない。言い訳を探しているわけではないし、やらなければならないことはわかっている。シーズンにはこういった試合が数試合あるものだ」と振り返り、審判の判断を尊重した。
これで1試合未消化ながらバルセロナに暫定首位を譲る形となったレアル・マドリード。「我々は気にしすぎるような必要はない。しっかりと分析をして、修正していかなければならない」と、今後も平常心で試合に向かっていきたいと意気込んだ。