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ビジャレアル守護神、4度目の前十字じん帯断裂も「復帰の日は計算できている」

2017.03.01

レアル戦で無念の負傷交代となったS・アセンホ [写真]=Getty Images

 26日に行われたリーガ・エスパニョーラ第24節で、レアル・マドリードに2-3で敗れたビジャレアルにとって、2点をリードしながら大逆転負けを喫したこと以上に痛いとも言えるのが、絶対的守護神であるスペイン代表GKセルヒオ・アセンホが今シーズン絶望の重傷を負ったことだろう。

 この試合、24分に相手FWカリム・ベンゼマのシュートをセーブした際に、不自然な体勢で着地して左ひざを負傷したS・アセンホ。その後もピッチに立ち続けたものの、プレー続行は不可能となり35分に無念の交代。病院に直行して行われた精密検査の結果、左ひざの前十字じん帯を断裂していることが判明した。

 S・アセンホのキャリアは、出身クラブのバジャドリードで2008年12月に左ひざの半月版を損傷して以来、度重なる大ケガとの戦いとなっている。アトレティコ・マドリードでは2010年5月に左ひざ、マラガでは2011年2月に右ひざ、ビジャレアルでは2015年4月に右ひざと重傷を負ってきたS・アセンホにとって、今回は4度目の前十字じん帯断裂という残酷な結果となった。

 今回も復帰には最低6カ月は掛かると見られているS・アセンホ。だが、これまで苦境に立たされる度に不屈の闘志で乗り越え、スペイン代表にも上り詰めた27歳の守護神は、不運から一夜明けた27日には早くも完全復活を誓った。

「昨日は一晩中ずっと励ましのメッセージが届き、ただただ感謝している。自分は皆の期待を裏切らない。今度もまたこのケガから必ず復活して見せる。手術の翌日からトレーニングを開始するつもりだし、復帰の日は計算できている」

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