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ブラジル代表指揮官、スペインで苦しむMFガンソを擁護「時間の問題だ」

2017.02.27

セビージャで出場機会に恵まれていないMFガンソ [写真]=Getty Images

 ブラジル代表を率いるチッチ監督がポルトガル紙『オ・ジョーゴ』のインタビューに応じ、セビージャで出場機会に恵まれない状況が続いている同国代表MFガンソを擁護した。26日付の同紙がコメントを伝えている。

 昨年夏、サンパウロからセビージャへ移籍して5年契約を締結したガンソ。しかし、新天地では出場機会に恵まれず、公式戦7試合の出場にとどまっている。本来のポテンシャルを発揮するに至らない中、昨年6月にチッチ新体制がスタートしたブラジル代表にも招集されておらず、セレソンから遠ざかる日々が続いている。

 ただチッチ監督はガンソの才能を高く評価しており、「私がコリンチャンスの監督として対戦していた時から、彼は特別な選手だった。アシスト能力には本当に感銘を受けた」とコメント。自身初の海外移籍で、苦境にあえぐ同選手を擁護した。

 一方で、チッチ監督は「ダニエウ・アウヴェスもセビージャで活躍し始めるまで、1年半が必要だった。今はガンソもスペインに適応している段階なんだ。要するに、時間の問題だよ」と話し、ガンソがスペインで成功を収めるまでには、もう少し時間が必要であるとの見解を示している。

 元フランス代表MFサミル・ナスリら豪華なメンバーが揃う中盤のポジション争いに敗れ、今冬の移籍市場では母国復帰も噂されたガンソ。ブラジル時代に“天才司令塔”と呼ばれた実力をスペインでも発揮し、チッチ監督から代表招集の声がかかる日は来るだろうか。

(記事/Footmedia)

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