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レアル戦を見据えるバレンシアFW「モラタには出場しないでと言った」

2017.02.22

バレンシアFWザザ(左)がレアルFWモラタとのエピソードを明かした [写真]=Getty Images

 リーガ・エスパニョーラは22日、首位レアル・マドリードがアウェーで15位バレンシアと対戦する第16節の延期分1試合が行われる。レアル・マドリードの昨年末のFIFAクラブワールドカップ ジャパン2016出場に伴い順延されていたこの一戦を前に、バレンシアのイタリア代表FWシモーネ・ザザが現在の心境を述べた。

 昨年8月にユヴェントスからウェストハムにローン移籍したものの、レギュラー争いに敗れたうえ故障にも遭ってしまい、完全に戦力外となったザザ。契約期間は1年だったものの半年でユヴェントスに戻り、今年1月にバレンシアへと再びローン移籍した。

 新天地のバレンシアでは19日に行われた第23節のアスレティック・ビルバオ戦で初ゴールを挙げたザザは、公式戦無得点に終わったウェストハムでの苦悩を払拭できたとの実感を表した。

「ボールが入る前からゴールになると分かっていた。わずか2秒そこらの瞬間で、ここまでの6カ月間の苦しい期間が過ぎ去った。まさに何かから解き放された最高の気分だった。なぜなら、バレンシアでの初ゴールをメスタージャで決められたうえ、チームも勝利を収められたのだからね」

 ザザはまた、2試合連続ゴールが期待されるレアル・マドリード戦に向け、全身全霊を傾ければ勝利も可能との見解を示した。

「アスレティック・ビルバオ戦の前半のようなプレーができれば、僕らはどんな試合でも良い形で進められるだろう。レアル・マドリードは現在のリーガで最も好調なチームなので、厳しい戦いになることは間違いない。だが、不可能なことなどない。両足だけではなく頭に心と、体の全てを試合に捧げれば、良い結果が得られるはずだ」

 レアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタとはユヴェントスで友情を深めたザザは、2人の仲の良さを表すエピソードを明かすとともに、親友との再会に胸を躍らせた。

「モラタは大切な友人だ。つい先日も電話を貰い、僕のゴールを喜んでくれた。彼はプレーする度にゴールを決めるので、『水曜は出場しないで』と言っておいたけどね。彼と会えるのは本当に楽しみだ」

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