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CLで屈辱的大敗を喫したバルサ、レガネス戦はリーガ直近2シーズンで最低の観客数に

2017.02.20

19日にレガネスと対戦したバルセロナ [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 19日に行われたリーガ・エスパニョーラ第23節では、終了間際のPKにより昇格組のレガネスに薄氷を踏む思いで勝利したバルセロナ。だが、低調な試合内容を反映するかのように、本拠地カンプ・ノウの客入りも酷かったという。

 バルセロナならびにLFP(スペイン・プロリーグ機構)は、この試合の観客数を6万3378人と発表している。同クラブを贔屓にするスペイン紙『スポルト』によると、これはカンプ・ノウでのリーガ・エスパニョーラの試合で今シーズン最低だったとのことだ。ここまでで最も観客が少なかったのは昨年8月20日に行われた開幕節のベティス戦の6万5371人で、レガネス戦はそれをほぼ2000人下回ったことになる。

 一方、今シーズンの公式戦全体でのカンプ・ノウの最低観客数は、先月26日に行われたコパ・デル・レイ・準々決勝セカンドレグのレアル・ソシエダ戦の5万8560人となっており、今回はこれを5000人近く上回っている。

 なお、この度のレガネス戦の観客数は、リーガ・エスパニョーラの直近2シーズンでも最低となっており、これを下回るのは2015年2月1日に行われた一昨シーズン第21節のビジャレアル戦の6万66人まで遡るとのことだ。

 今回の試合で客入りが極端に悪かったのは、相手が格下のレガネスだったことはもちろんだが、直前に行われたチャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦ファーストレグのパリ・サンジェルマン戦で0-4と屈辱的な大敗を喫したことが大きいと思われる。

 それでも、レガネス戦の勝利により、2試合未消化の首位レアル・マドリードと1ポイント差の2位の座を死守したバルセロナ。今週末に敵地ビセンテ・カルデロンで行われるアトレティコ・マドリード戦は、サポーターの信頼を回復する絶好のチャンスにも優勝争いから脱落する瀕死のピンチにも成り得る、文字通りの大一番と言えるだろう。

文=北村敦

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