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U12バルサ、日本開催の大会で見せたフェアプレーが“スポーツ界のアカデミー賞”で大賞に輝く

2017.02.15

U-12バルセロナは昨年8月、ジュニアサッカーワールドチャレンジ 2016決勝で大宮アルディージャジュニアと対戦した [写真]=本田好伸

 U-12バルセロナの選手が見せたフェアプレーが、ローレウス世界スポーツ賞のベストモーメント部門の大賞に輝いた。

 ローレウス世界スポーツ賞とは、スポーツの各分野で活躍した選手や団体を称える賞で、規模の大きさから“スポーツ界のアカデミー賞”と呼ばれている。

 今回U-12バルセロナの選手たちが受賞したのは、年間(2016年)で最も印象的だった瞬間を決めるベストモーメント部門で、対象となったのは2016年8月28日に日本で行われた『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ 2016』決勝戦の試合終了直後のシーン。

 試合はバルセロナが1-0で大宮アルディージャジュニアを破って優勝を飾った。すると、バルセロナの選手たちは勝利を喜んだ直後、悔し涙を流しうつむいている大宮の選手たちのもとへ歩み寄り、手を差し伸べて健闘を称えたのだ。

 少年たちが見せた大人顔負けのフェアプレーは同部門で35パーセントの票を獲得。ユーロ2016決勝後に、優勝したポルトガル代表ファンの少年が敗れたフランス代表ファンの男性を励ましていたシーン(34.5パーセント)をわずかに上回り、大賞に輝いた。

 なお、サッカー界からは昨シーズンのプレミアリーグで“奇跡の優勝”を果たした日本代表FW岡崎慎司所属のレスターが、スピリット・オブ・スポーツ部門の大賞に選出されている。

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